「人間社会の歯車」「人間やさしさが進化」「人間協力は義務」 | けいきちゃんのブログ

🌸人間、なぜ他人が気になるのか2


人間社会の協力関係
 ☆現在の人間たちの協力の最たるものは「職業」です

 *現代人には当たり前すぎて普段は意識しないかもしれませんが

 *これは大きな協力関係
 ☆職業という協力関係の重要さは

 *誰かが仕事を辞めたらどうなるかを考えるとすぐにわかる

 ☆人間は、現在、社会の大きな協力関係の網の目の中に組み込まれている

 *「社会の中に組み込まれる」とは、「社会の歯車になる」ということ

 ☆社会の歯車になるのは

 *自分の個性とかアイデンティティがおびやかされていると感じるかも

 *しかし人間は、むしろ社会の歯車になることで

 *ほとんどの人は個性を発揮して、みんなの役に立ている

 ☆人間社会が全く存在しない状況で暮らすには

 *父親、母親、子どもの3人家族だけで無人島で暮らす状況の場合

 *生きていくために必要な仕事はすべて、3人だけで分担が必要

 *狩りに失敗したり、食べ物を見つけることに失敗したりすれば、

 *すぐに命の危機が訪れます

 ☆人間のこの世界では

 *勉強が得意とか、絵画が得意とか 

 *勉強や絵を描くことや能力が必要な職業もあります

 *どれか1つの能力が優れていれば、十分に活躍の場が見つかる

 ☆少なくとも狩猟採集社会よりは

 *今の社会の方が自分に合った役割(歯車)が見つかる可能性が高い

人間やさしさの進化
 ☆他人との協力からなる社会を形成すると

 *人間という生物が増える単位も変わっていく

 *人間以前の生き物は自分の力で自分だけを増やした
 *細菌も線虫もカエルも虫もサルも

 *増えることができるかどうかは自分の能力や運によって決まる

 *優れた能力を持っていれば生殖に成功し

 ☆協力関係の網の目の中にいる人間

 *自分が生き残って増えるためには他の人の能力も重要

 *自分の能力もほかの人が生き残って増えることに貢献している

 *自分の命が大事なのと同様、他の人の命も大事になる
 *増える単位が自分の体を超えて広がっている

 *大規模な協力関係は人間ならではの特徴

 ☆人間以外の生物が非血縁個体と協力することは

 *特殊なケースを除いてほとんどない

 ☆人間のみでこのような特殊な能力が生まれた理由

 *人間の持つ高度な言語能力や認知能力や寿命の長さだった

 *狩猟採集生活の中で協力する必要性があったこと等

 ☆人間には他者を認識する知能や、他者の気持ちを察する

 *共感能力も備わっている

 *結果として協力関係がどんどん発展していった

 ☆私たち人間は地球上の他のどんな生物よりも協力的な

 *いわば「やさしい」生物です

 

人間社会協力は義務となる
 ☆現在の人間は他人と協力することで

 *より生き残りやすく増えやすくなっている

 ☆人間は、生息域も広がり、地球上のすべての場所を踏破し

 *宇宙にまで進出するようになった

 *それもすべて、多くの人間が協力したからこそなしえた成果です
 ☆人間が衣食住をすべて個人で賄っていたら

 *決して宇宙には到達できなかった

 *この他者との協力には弊害もあるが

 *人間はもはや他者の協力なしでは生きていけない
 ☆私たちは自分を含む多くの人との共同作業によって

 *効率的で快適な社会に住むことができています

 *自給自足の生活にもどったら今の人口はもう維持できません

 ☆人間、今の社会を捨てて狩猟採集社会に戻ると

 *現在生きている約80億人のほとんどはすぐに死んでしまう

 *私たちは協力しないと、今の人口も快適な生活も維持できない

 ☆協力することが増えることに貢献すればするほど、

 *協力を善いものとみなし、他人にもそれを強いる性質が

 *子孫の中で強化されていく

 *私たちはますます協力する性質と倫理観を持つ

 ☆人間の協力関係が、人を増やすことによって大成功したが

 *現代人の抱える他者との関わりの悩みを生み出している

                      (敬称略)

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⛳出典、『増えるものたちの進化生物』

 

 

「人間社会の歯車」「人間やさしさが進化」「人間協力は義務」

(ネットより画像引用)