「フーコーとデリダ」「ポストモダン思想」「応用ポストモダンニズム」 | けいきちゃんのブログ

🌸社会正義の奇妙な理論

《理論》の源流はフーコーとデリダ

 ☆「デタラメ論文」

 *①筋肉ムキムキの身体を賞賛するのは、文化的な差別で

 *ボディビルディングの基準に脂肪も加えるべきだという 

 *➁異性愛の男が性具を自分で肛門に挿入でのマスターベーション

 *同性愛嫌悪やトランスフォビアを減少させることができるとした

 ☆「デタラメ論文」が高い評価を得たことで

 *著者たちは、他の研究者が書いた4本(デタラメでない)論文

 *その査読者になることを要請された

 ☆「学術スキャングル」

 *ウォールストリート・ジャーナル等が大きく報じ

 *著者たちの「実験(いたずら)」にひっかかった学術誌

 *相次いでデタラメ論文を撤回した

 *その余波は著者たちにも及んだ

 ☆著者たちは左派から

 *「右翼」「極右」「差別主義者」と攻撃・罵倒されている

 *しかし、キャンセルカルチャーに批判的なリベラル知識人

 *この「実験」と著作を絶賛した
 ☆フランスのポストモダン思想
 *流行に敏感な若者たちのあいだで広まり

 *空前の「現代思想ブーム」が起きた

 *その後はサブカル批評などに引き継がれた
 ☆ポストモダン思想のなかで

 *権力論と「脱構築」の思想がアメリカに移植され
 *批判的人種理論(CRT)などの《理論〉に影響を与えた

 

ポストモダン思想の二度の転回
 ☆応用ポストモダンニズムがアメリカで始まった

 *ポストモダン思想に社会正義を結びつけた

 *フランスの(元祖)ポストモダン思想に馴染んだひとは、違和感を覚える

 ☆ポストモダン思想とは

 *モダン(西洋近代)が強要する真理や正義を拒絶して

 *確固たるものなどどこにもないとした

 *相対主義を徹底する思想運動だった
 ☆応用ポストモダニズムでは、「正義」が導入された

 *なぜこんな″曲芸″が可能になるかというと

 *それが「マイノリティの正義」だからだ
 ☆ミシェル・フーコーは

 *国家や警察・軍隊のような権力が民衆を抑圧しているという

 *シンプルな物語を否定し

 ☆わたしたちはみな権力の網の目を構成している

 *権力関係は、政治だけでなく文化、言説に埋め込まれている

 *誰一人として権力性から自由になることなどできない

 *革命を目指して「権力」と闘う無垢な主体などないとしている

 

「応用ポストモダニズム」

 ☆ポストモダンの一度目の転回

 *フーコーとデリダの思想をさまざまな文化現象に当てはめて

 *植民地主義、人種差別、性差別、LGBT差別などの痕跡を暴き出し

 *それを「脱構築」して「差別」と闘うことができると解釈した

 *ポストモダン思想では、人種や性差などは「社会的構築物」だとした

 ☆ポストモダンの二度目の転回

 *物象化ポストモダニズムになると

 *実在するのは生物学的な「人種」や「性差」ではなく

 *社会的構築物であるとした
 ☆二度目の「転回」によって

 *ポストモダン思想は、文化批評から「社会正義」の運動になった

 

ポストモダン思想変化⇒応用ポストモダンニズム

 ☆政治家や知識人、芸能人など著名人の言動から見つけ出し

 *それを糾弾・解体するアクティビズムが広まる

 *この二度の思想的転回(アクロバット)によって

 ☆「絶対的な正義」を否定したはずのポストモダン思想

 *マイノリティを「絶対的な正義」とする思想へと反転した
 (それが、プラックローズとリンゼイの主張である)

                       (敬称略)

⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載

⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介

 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します

⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います

⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で

⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください

⛳出典、『読み解く世界史の深層』『CHATGPT』

 



 


「フーコーとデリダ」「ポストモダン思想」「応用ポストモダンニズム」

(『CHATGPT』ネットより画像引用)