日本仏教には13宗の宗派存在する | けいきちゃんのブログ

🌸仏教宗派の誕生

 

 ☆同じ仏教なのに、多数の宗派が興った理由

 

釈尊の時代に宗派はなかった
 ☆宗派が異なると、教えも異なる

 *経典や敬う仏、仏事作法なども違ってくる

 ☆同じ「仏教」なのに、多くの宗派が生まれた理由
 ☆仏教は、釈尊の教えで成立した宗教で、当初は宗派もなかった
 *釈迦は集まる弟子や信徒に対して

 * 一人ひとりがそれぞれの方法で悟りに至れば良いと説く

 *自分は開祖と思っていなかった

 *弟子たちも個々が教えて解釈し派閥を作らなかった
 ☆釈尊が亡くなると、弟子たちは教えの解釈の仕方をめぐつて分裂

 *教えがインドから中国に伝わってまもなく

 *宗派が生まれる
 ☆中国で宗派が誕生した背景

 *中国で広まつていた儒教の存在があった

 *儒教には「相伝」で、師弟間で教えを受け継いでいく

 *師は弟子を抱え込んで多くの学派をつくつていた

 *儒教の発想が仏教にも影響した

 ☆中国の仏教僧は自分の弟子たちを囲い込んで派閥をつくった

 *そのいくつかが宗派に発展した
 ☆中国では、仏教を悟りに至る実践・修行でなく

 *学問としてとらえる傾向が強かった

 *新しい経典がインドから伝えられるたびに

 *その経典を研究する集団ができ、それが宗派として発展した

日本には13宗が存在する
 ☆中国で発展した仏教は朝鮮半島を経て日本へと伝来する

 *7世紀初頭の聖徳太子による仏教興隆は目覚ましかつた
 ☆奈良時代、中国から来日した僧や日本の留学僧
 *宗派別に分かれた仏教を伝えた

 *奈良仏教(法相宗、華厳宗、律宗などの南都六宗)

 *奈良仏教系宗派はあくまで学問仏教として受け入れられた

 *互いに協調し、対立することもなかった

 

平安時代、日本の仏教は新しい体系をつくり上げた

 ☆平安時代、日本独自の宗派を生み出していく

 *密教系宗派に分類される天台宗と真言宗

 *天台宗を学んだ最澄は、日本天台宗を樹立

 *奈良仏教と論争を行ない、新時代の仏教を開拓した

 *空海は最澄と同じ遣唐使船団で唐に留学

 *本格的な密教を日本にもたらした

 *これにより事実上、真言宗が開宗された。
 ☆平安時代末期から鎌倉時代

 ☆仏法が廃れ、世が乱れるという末法思想が流行する
 *浄土宗や浄土真宗などの浄土系宗派

 (現世での救いよりも、来世の極楽往生を願う人々を惹きつけた)

 ☆坐禅の実践を重んじる臨済宗や曹洞宗の禅系宗派

 *武士層に支持されて禅宗文化を日本に広めた

 ☆「法華経」を最高の教えとする日蓮宗も登場

 *「南無妙法蓮華経」の題目を唱えれば人も社会も救われると説いた
 ☆江戸時代に禅系宗派の黄栗宗が加わる

 *奈良仏教系宗派のいくつかが洵汰された

 *最終的には今に続く主要な13宗が残った

 ☆悟りを得るという最終目的は同じでも

 *そこに至るまでの過程・解釈が違うという理由で宗派は生まれた

 ☆多様化の時代を迎え、今後さらに新たな派が起こる可能性は高い

                          (敬称略)

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⛳出典、『比べてわかる!日本の仏教宗派』

 

 

日本仏教には13宗の宗派存在する

(『比べてわかる!日本の仏教宗派』記事より画像引用)