🌸絶対核家族「イングランド、アメリカ型」2
⛳『リア王』『ハムレツト』は財産をめぐる相続劇
☆『リア王』は財産相続をめぐる親子の争い劇
*親が二人の娘に対して遺産をオークションに掛ける
*絶対核家族の相続を象徴している
☆『ハムレツト』は、デンマーク王子ハムレツトが
*父を殺し母と王位を奪った叔父に復讐を果たす物語
*財産をめぐる親族間の非情な争い
☆非直系的相続
*デンマークもイングランドと同じ、絶対核家族国家
☆家族類型から導き出される
*「自由」「競争」「差異主義」の原理
*資本主義経済を下支えすることにつながる
*儲けたお金を投資するのも自由という考え方は
*株式会社というシステムを誕生させた
☆イギリスの産業革命やアメリカの発展を促したのも
*「自由」と「競争」と「差別主義」の精神なのです
☆移民の国としてのアメリカと、イングランドの移民
*移民の受け人れ国側の家族類型の絶対性という原則がある
*移民の受け入れ国が絶対核家族であれば移民も絶対核家族
☆アメリカでは、移民を平等に受け入れるというのが国是だが
*家族類型は絶対核家族
*自由競争と差異主義を残し、サラダボウル型の同化になる
⛳過剰なグローバリゼーション推進による疲弊
☆移民の過剰な増加(ヒスパニック系の移民の圧倒的な増加)
*問題になってきた
*以前の移民の同化とはかなり異なった要素が含まれています
*受け入れ国の絶対性の原理により、二世代目にはに呑み込まれて
*消えてしまう場合がほとんどだった
☆メキシコからのヒスパニック系移民はあまりに数が多いので
*呑み込まれなくなっている
☆ヒスパニツクは、スペイン等の流れをくむ平等主義核家族
*それにインデイオ系のアノミー家族が加わったもの
*核家族という点では似ていても原理に平等主義である
*差異主義の絶対核家族とは合わない
*どちらも核家族原理ですから教育不熱心で、
*低学歴、低収入となる傾向がある
☆労働の市場において正面衝突をする
*ヒスパニック系労働者とアングロ・サクソン系のプア・ホワイト
*正面衝突し、労働市場における対立の影響を与えている
☆アメリカの精神的な古層に根強く残っていた「絶対核家族」指向
*トランプを大統領に選出した
⛳イギリスのEU離脱を促した隠された理由がある
☆アメリカと同じ「絶対核家族」の国であるイギリス
*国民投票の結果にもとづいて、EUを離脱する
*首都ロンドンのイングランドは、元祖「絶対核家族」地域
☆トツドは、EUという概念自体に懸念を表明していた
*いつかイギリスはEUから去ると思いますか?という質問に
*「もちろん―」と答えていた
☆イギリスは、EUへの加盟に積極的ではなかった
*イギリスは長い間EU加盟条約を批准しませんでした
☆イギリスには、ポーランドからの移民が大勢入ってきた
*もともとのイギリス人は雇用を奪われていく
*イギリスは植民地帝国だった関係で、移民大国です
☆白人労働者階級のフラストレーシヨンがブレグジツトに
*イエスの投票をさせた可能性はかなり高い
*イギリスの白人労働者階級には例の教育不熱心という特性がある
*労働市場で移民との競合の可能性も高い
☆サッチャー政権が押し進めた
*新自由主義的な経済政策が国民を疲弊させて、
*グローバリゼーション・フアテイーグの症状が出てきた
*絶対核家族原理の自己免疫反応
☆「自由」と「競争」の原理が過剰に発動されて
*自らを傷つけてしまったことへの反応です
*緊急処方としてのEU離脱
☆EUは、経済面でも政治面でもドイツに実権を握られている
*ドイツは直系家族で、EU議会の運営も直系家族的になる
*絶対核家族のイギリスにとっては我慢がならない
☆イギリス国の議会を飛び越えて
*EUが、実質的にはドイツの直系家族原理がなにもかも決める
*イギリスの絶対核家族原理が、部屋を出た理由
(敬称略)
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⛳出典、『読み解く世界史の深層』
「絶対核家族」「ヒスパニック=平等主義核家族」「EU離脱」
(ネットより画像引用)