大腸憩室症 | けいきちゃんのブログ

🌸大腸憩室症

 

 ☆大腸壁に5~10mmの袋状のへこみ(憩室)ができた状態

 *通常は無症状

 ☆憩室部の血管が破れて出血する大腸憩室出血

 ☆憩室内に細菌が感染して起こる大腸憩室炎

 ☆急性疾患の合併につながることがある
 ☆近年、左側結腸に憩室ができる割合が増加している

 *高齢者では両側に形成されるケースが増加している


大腸憩室症(症状)

 ☆無症状で、大腸内視鏡検査時などに偶然発見されるのがほとんど
 ☆大腸憩室出血を合併する場合

 *痛みを伴わない血便、大腸憩室炎を合併する場合は腹痛が生じる

 *圧痛、発熱、吐き気、嘔吐、筋性防御、腫瘤形成などの症状が現れる

 ☆穿孔して腹膜炎を起こすと

 *敗血症やショックのおそれがあるため、緊急処置を要する

 

大腸憩室症の原因

 ☆憩室は、先天性、後天性の原因で腸管内圧が上昇で形成される

 ☆後天性の主な原因、食物繊維の摂取量の不足
 ☆合併症である大腸憩室出血

 *憩室内の血管が脆くなり破綻することで起こる

 

大腸憩室症の検査

 ☆合併症を伴わない憩室

 *合併症を伴わない憩室は腹部CT検査等で確認できる

 ☆大腸憩室出血

 *血便が主な症状の患者さんでは、問診や身体所見などより

 *緊急の処置が必要かどうか判断される

 *出血部位を調べるために、腹部CT検査や大腸内視鏡検査が行われる

 

⛳大腸憩室炎

 ☆急性腹痛・発熱を伴う患者さん、炎症の強さを問診や血液検査で調べる

 ☆緊急処置が必要かどうかを調べるために

 *腹部超音波検査や腹部CT検査等で膿瘍・穿孔の有無などを調べる
 *炎症が治まった後、大腸内視鏡検査が行われる

 ☆血液検査で、憩室炎である場合、炎症反応が認められる

 

大腸憩室の治療

 ☆合併症を伴わない憩室、特に治療は行わない
 *高食物繊維食を摂取で便秘の解消を心がける

 ☆大腸憩室出血

 *保存的治療によって自然に止血するのを待つ

 *出血量が多かったり、出血が持続したりする場合

 *内視鏡的止血術が試みられる

 ☆保存的治療、絶食を行い、腸管安静により、自然に止血するのを待つ

 *NSAIDsおよびアスピリンの服用

 *大腸憩室出血および止血後の再出血のリスクになる

 ☆内視鏡的止血術:動脈塞栓術

 ☆大腸切除術:開腹して出血源の憩室がある大腸を切除する

 ☆➁大腸憩室炎

 *発熱や腹膜炎症状を伴わない憩室炎

 *抗菌薬の服用や流動食による保存的治療が行われる

 *抗菌薬投与で改善しない場合、経皮的ドレナージが行わる

 *保存的治療として、急性期には、絶食、補液、抗菌薬の経口を行う

                       (敬称略)

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大腸憩室症

(「お腹の健康ドットコム」記事より画像引用)