「高度な複雑系社会」「相互進化」「バタフライ効果」 | けいきちゃんのブログ

🌸「高度な複雑系社会」にどう処するか

 

 ☆「意志」を持った社会システム

「複雑系」としての企業、市場、社会
 ☆我々の生きている社会システム、人間の意志に従って

 *どこまで「制御」が可能かという「問い」である
 *我々の社会は、高度な「複雑系」としての性質を強めている
 ☆現代社会においては、ネット革命に牽引された情報革命が進み
 *人間同士、組織同士の「相互連関性」が急速に増大している
 *グローバリゼーションによる開放化の結果

 *現代の企業や市場や社会は、「高度な複雑系」として振る舞う

「高度な複雑系」としての振舞いとは

 ☆「生命的システム」の如く振舞うことである
 ☆システムが「複雑性」を高めていくと
 *「生命的システム」のような性質を示すようになる

 ☆「創発」や「自己組織化」とは、
 *外部から意図的に働きかけなくとも、
 *自然に、システムの中に秩序や構造が生まれてくる性質のこと
 ☆(例)現代の市場においては、
 *政府や公的機関が「公的な標準」を定めなくとも、
 *市場での自由競争の結果、「事実上の標準」生まれてくること

 ☆「進化」と「相互進化」
 *「顧客の意識」と「企業の方針」も、相互進化を遂げている

 *顧客が、環境意識を強め、環境に配慮した商品を買うようになる
 *企業もそうした商品開発に力を入れるようになる
 *投資家が「SDGs投資」に向かうと企業も「SDGs」を重視する

 

「バタフライ効果」の脅威と希望
 ☆「バタフライ効果」は、非線形科学の「カオス理論」で使われる
 ☆システムの片隅の小さな“ゆらぎ''が、シレステム全体に

 *巨大な変化をもたらす現象を意味している

 ☆バタフライ効果の悪しき例は

 *2008年にリーマンショックを発端に起こった世界経済危機
 *米国の住宅産業の片隅で起こったローンの破綻
 *世界全体を深刻な経済危機に巻き込んだ出来事

 ☆良い例は、グーグルという企業である
 *二人の研究者が開発した検索エンジン
 *世界の情報の在り方を根底から変えた

 ☆バングラデシュのムハマド・ユヌスが始めたマイクロ・ファイナンス

 *世界全体の貧困者支援の在り方を大きく変えた
 ☆我々が住む「高度な複雑系社会」バタフライ効果が強まっている
 *一国での金融危機が、世界全体を経済危機に巻き込む一方
 *一人の起業家や社会起業家が、世界の在り方を変えることも起こる

 ☆「高度な複雑系」としての現代社会
 *創発や自己組織化、生態系の形成、進化と相互進化、バタフライ効果等
 *「生命的システム」になってきている

                      (敬称略)
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⛳出典、『田坂広志人類の未来を語る』

 

「高度な複雑系社会」「相互進化」「バタフライ効果」

(ネットより画像引用)