苦悶する「光学機器の名門」 | けいきちゃんのブログ

🌸ニコン「M&A」や新事業に復活賭ける

 ☆世界に誇る技術力が時流に出遅れた

 ☆トヨタ「ハイブリッド」での成功、同様ななられければ良いが

⛳ニコンミラーレス一眼の開発に出遅れ
 ☆長く低迷している光学機器メーカーの名門ニコン

 ☆デジタルカメラ市場で現在主流になったミラーレス

 *開発の遅れによリソニーやキャノンの後塵を拝した

 ☆主力の映像事業が営業赤字に陥るなど

 *カメラ業界での同社の存在感は年々薄れる一方だった
 ☆ニコンミラーレス一眼カメラ「Z9」を満を持して投入した

 *大きな反響を呼んでいる
 ☆「Z9」がこの高機能で70万円は安過ぎると

 *圧倒的支持を獲得し、現在も品薄が続く

 ☆ニコンが得意とした一眼レフ

 *カメラ内部に搭載したレフ(鏡)に被写体を反射させて

 *ファインダーで確認する構造を持つ

 *撮影時に構図を決めやすいのが特徴

 ☆この成功がニコンを窮地に追いこむことになる

 *ミラーレス一眼カメラヘ舵を切るのを躊躇させた

 ☆小型で軽いミラーレスは人気を集め

 *20年に出荷台数で一眼レフを逆転

 *ニコンがようやく一眼レフに見切りを付けたのが

 *21年3月期に映像事業の赤字幅が357億円に拡大してから

 

主力の露光装置は時代遅れ
 ☆ニコンのもう一つの柱、「半導体露光装置」だ

 *「ArF露光装置」を得意とし主に米インテル向けに販売
 *主力のArF露光装置は”一世代前”の装置
 *ニコンやキヤノンなど、昔のロ―テク技術で食い繋いでいる

 ☆現代台頭したのが、最先端の「EUV露光装置」

 *世界で唯一製造可能なオランダのASMLだ

 ☆米国による半導体製造装置を含む対中輸出規制

 *ニコンは露光装置事業の売上高の約40%

 *中国向けが占めるため”返り血″は避けられない


ニコン3Dプリンター事業で成長狙う
 ☆ニコンは今後どう生き残りを目指すのか

 *近年は積極的なM&Aを手掛けている
 ☆米ボーイングなどへの販路を持つ米モーフ3Dを買収

 *中小型衛星向け部品製造に参入した

 ☆昨年、独3Dプリンター大手SLMソリューションズGを買収
 ☆露光装置事業で培った技術を応用して

 *金属3Dプリンター事業を強化した

 ☆他にも、再生医療向け細胞の受託生産など成長が見込める

 ☆ニコン、カメラの復調や露光装置の「特需」で貯金があるうちに

 *いかにそれらを活かした新規事業を育てるか

 *名門復活へは道半ばだ

                     (敬称略)
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⛳出典、『THEMIS5月号』

 

 

苦悶する「光学機器の名門」

(『THEMIS5月号』記事他より画像引用)