2023年メガバンクの海外展開 | けいきちゃんのブログ

🌸2023年メガバンクの予測

 

 ☆海外で相次ぐ出資・買収、成長の果実取り込めるか

 

3メガバンクの業績は堅調だ

 ☆三井住友FGは、2023年3月期の業績を上方修正

 *国内法人や海外向け融資、手数料収入が好調、
 *円安による為替差益も享受した
 ☆今後はGDPの成長が続く海外各国への進出が不可欠
 *各行は現地銀行との提携や買収に活路を見いだす

 ☆22年はその布石ともいえる動きが相次いだ

 

仕切り直しの海外戦略(三菱・三井住友)
 ☆三菱UFJFGが、積年の課題にようやくけりをつけた

 *子会社の米国の地方銀行「ユニオンバンク」

 *USバンコープに売却した

 *ユニオンバンク米州展開を見込んで完全子会社化したが失敗だった

 ☆ユニオンバンクはリテールが強みだった
 *今後米州ではホールセール(大口顧客向け)に専念する
 ☆米州とは裏腹に、東南アジアでは攻めの投資を続ける

 *フィリピン・インドネシアのノンバンク約870億円で買収を発表
 ☆三井住友FGも、海外事業で「仕切り直し」があった
 *ベトナムの「エグジムバンク」との関係を解消した

 *米国で個人向けのデジタル銀行を開業する

 *不採算を理由に三菱UFJが撤退した米国のリテール

 *店舗を持たず手続きをネット上で完結させるデジタル銀行開業予定


⛳出遅れるみずほFG銀行
 ☆動きに乏しかったのがみずほFG
 *フィリピンのデジタルバンクへの出資を発表(金額70億円)

 *ベトナムの決済大手「Mサービス」に出資(金額150億円)
 ☆みずほは他2行と比較して財務基盤が弱い

 *多額の資金を要する商業銀行への出資や買収に踏み切れていない

 *22年9月末時点、みずほの自己資本比率9.3%
 *三菱UFJや三井住友は、自己資本比率10%台

 *大型買収に踏み切るには弱い
 *米州における投資銀行業務など、海外での成長のカギを握る


⛳メガバンクの業績は23年も伸びる余地がある

 ☆海外の旺盛な資金需要を捉えられることが必要だ

 *リターンの裏には相応のリスクも潜んでいる
 ☆三菱UFJは20年3月期決算で

 *アユタヤ銀&バンクダナモンの株価急落を受けて

 *計3400億円の減損処理を余儀なくされた
 ☆三井住友も16年3月期

 *インドネシアのBTPNの株価が下落した

 *約550億円の減損損失を計上している

 ☆当局の規制変更が事業計画を狂わせることもある

 ☆三菱UFJがユニオンバンクの売却に踏み切ったのは

 *マネーロンダリング対策の厳格化が重荷となつたことが一因だ

                       (敬称略)                                     
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⛳出典、『東洋経済』

 

 

2023年メガバンクの海外展開

(『東洋経済』記事より画像引用)