🌸2cm以上の早期大腸腫瘍に対して
☆内視鏡手術(ESD)が治療の第一選択である
☆早期治療による術後QOLと生存率向上が期待できる
⛳発表のポイント
☆転移リスクの少ない2cm以上の早期大腸腫瘍
☆高周波ナイフで切除するESDで治療した
*1,883人の患者さんを対象に長期的な治療を実施した
*高い治療結果が得られることが明らかとなった
*スネアで切り取る内視鏡治療(EMR)より再発リスクを抑えられる
*腸管を切除する外科手術よりも術後のQOLを維持できる
*ESDが治療の第一選択となる可能性が示された
☆早期発見・治療のメリットがさらに増すことから
*大腸がん検診と精密検査の積極的な受診が強く望まれる
⛳ESD治療の概要
☆研究成果「Gastroenterology」で発表した
☆転移リスクの少ない2cm以上の早期大腸がんの治療法
*ESDのほかにEMRがある
*又腸管を切除する外科手術もある
☆EMRは、簡便かつ短時間で治療可能
*スネアの直径を超える2cm以上の病変
*分割して切り取られることで取り残しが生じ、再発につながる
☆外科手術は病変を取り残しなく切除できるが
*患者さんの負担が大きく、術後のQOLの低下が課題
☆ESDは、高度な技術や時間を要するが
*患者さんの負担が少なく
*本研究結果により2cm以上であっても転移リスクの少ない
*早期大腸腫瘍であれば、EMRよりも再発リスクを抑えられる
*外科手術よりも術後のQOLを維持できる
*ESD治療の第一選択となる可能性が示された
☆現在海外では、ESD の難易度の高さから
*EMRが標準治療として位置づけられている
*今後は世界的にもESDが標準治療となるのでは
⛳ESD治療の背景
☆早期胃がんの内視鏡治療が、保険適用された
☆早期大腸腫瘍での応用も進み先進医療で評価された
*2012年には、ESD治療保険適用となり全国に普及した
*安全性や治療効果についての研究報告が積み上げられている
*長期的かつ大規模な報告が待たれていた
☆大腸腫瘍は、日本では最も高い疾患で、世界的にも頻度が高い
☆早期治療による生存率が高いため
*早期発見と、患者さんの負担が少ない治療が求められている
(敬称略)
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⛳出典、『NTT東日本関東病院』他
内視鏡治療(ESD)の大規模試験
(ネットより画像引用)