苦しみを癒すのに必要なのは、悲しむこと(1) | けいきちゃんのブログ

🌸「悲しみ」という感情が苦しみを癒す

 

 ☆「自分の悩みを誰かが理解してくれた」と思えたときに

 *苦しみが少し癒えます
 ☆対話によつてもやもやした悩みを理解していく


精神腫瘍医としての患者さんとの面談
 ☆筆者が十分に理解しようと心がけるころ

 *その方がどのような悩みを抱えておられるのか
 *がん体験がその方の人生にどのような影響を与えたか

 *今何に最も困っているのかを詳しく尋ねること

 ☆私なりにその方の悩みが理解できたと思ったたき

 *患者さんに私の理解を伝える
 *私が伝えた言葉に対して、相手の方がこころの底から

 *「そうなんです!」と言ってくだされば

 *最初の大切なステップがうまくいったことになる
 ☆人は「自分の悩みを誰かが理解してくれた」と思えたとき

 *苦しみが少し癒えます

 

以前の筆者は

 ☆「自分がその人の苦しみを取り除かなければならない」と思い込み

 *それがうまくいかずに悩んでいた

 ☆筆写は、役にも立たないアドバイスをたくさんしようとし

 *精神の薬を処方しようとするなど

 *余計なおせっかいばかりしていた
 *そのやり方は役に立たないどころか

 *害になってしまうことを気づいた
 ☆人が悩みと向き合う力を育むために

 *私は何をしたらもっとも効果的なのか

 

患者さんが、自分の悩みをより深く理解するための対話が重要

 ☆大切なものを失ったことに対し、悲しむための場を提供すること

 ☆プロセスを体系的に行うために開設しているのがレジリエンス外来

 *1回50分のカウンセリングを418回かけて行う

 *どんな生い立ちだったか、思春期にはどんなことを考えた等

 *患者さんは「歴史を経て今の自分があるんだ」という理解が生まれる
 ☆次のセッションでは

 *がん告知後に心がどう移り変わっていったか詳しく語ってもらう

 ☆がん体験がその人に何をもたらしたのか

 *自分はがんになったことで何を失ったと感じているのか

 *がんになつたことでどういう風に人生の計画の変更を余儀なくされたか
 ☆この作業を一緒繰り返すことで

 *患者さんが今抱えている苦しみが様々な視点から理解されていく
 ☆「それならばしようがない、こうしていくしかないじやないか」と
 *結論にたどり着き

 *その時点でレジリエンス外来を終えられる方もいます
 ☆結論にたどり着かない場合は

 *「自分にとり受け入れがたいこの問題をどう考えていったらよいのか」

 *いう問いについて、いつしよに取り組み続けてゆく
 ☆今まで気づかなかった視点が芽生えることが加わり

 *それぞれの答えを出していかれます

                     (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『もし1年後この世にいないとしたら』

 

 

 

 

 

苦しみを癒すのに必要なのは、悲しむこと

(ネットより画像引用)