開神の生涯(キリスト伝と釈迦の絵因果経) | けいきちゃんのブログ

🌸開神の生涯(キリスト伝と釈迦の絵因果経)1

 

 ☆仏教は修行の宗教である

 *釈迦の伝記は、修行を決意して完成させた物語

 *日本仏教の属する大乗仏教

 (多くの神話的な如来(ブッダ)や菩薩を拝むようになった)

 (開祖釈迦の伝記は後世あまり顧みられなくなった)

 ☆キリスト教は神を信仰する宗教

 *イエスの伝記は神の子が地上に「神の国」の秘義を開陳する物語

 *キリスト教では一貫して神の子イエスの物語が教えが中核

 *イエス伝は宗教画の中心的主題であり続けている

釈迦の伝記―出家、苦行、成道
 ☆釈迦は釈迦族の王子として生まれ、妻とのあいだに子を儲けた

 *王宮をでて、林野で苦行し、35歳で悟りを開く
 *伝道を始め、多くの弟子を育てた

 *竹林精舎、祗園精舎という修行道場を営み、老いて80歳で没した

 ☆釈迦の教えの核心は瞑想による自己観察

 *《快楽》と《苦行》の両極端を避ける《中道》を重んじる

 *王宮暮らしが快楽、出家での苦行、菩提樹の下での瞑想と悟りが中道
 ☆「絵因果経」(釈迦の青年時代)

 ☆釈迦王宮を出るまで

 *釈迦王子は、スポーツ万能青年であった
 *王子はやがて老。病・死という生物の宿命で悩む

 *王子は王宮の東西南北の門のそれぞれから出て市内見学をする

 *四つ目の門を出たとき遊行者に出会い自らも修行を始める決心をする

 ☆釈迦王子の苦行は激しかった

 *苦行を諦めた王子は村娘から食べ物を供養されて気力を回復した

 ☆最後の瞑想の際に悪魔どもと対決する場面
 *性的なニュアンスがあり、魔物は魅惑的な娘の姿をとることもある

 *悪魔との戦いは釈迦自身の心理劇である

神の子イエスの伝記―伝道、奇跡、権威
 ☆イエスはユダヤ教徒で、伝道の対象はパレステナのユダヤ人たち

 *ローマ皇帝の権力強く、ユダヤ人たちは救世主が現れるのを待っていた

 *地上の権力は倒され、病気は消えてなくなり、死人までが甦る
 ☆マタイ、 マルコ、ルカ、 ヨハネの名が冠せられた四種の福音書

 *イエスをメシアとして描いている

 *イエスの伝道物語の主な構成要素は、奇跡(病気治し)等が多い
 ☆今日のキリスト映画

 *キリストがいかに病める民衆に優しかったか

 *どのように愛を説いたかを念入りに描く

 ☆奇跡や権威付けに戸惑いを覚える不信人の現代人とり

 *イエスが愛のメッセージを語るシーンのほが有難いかもしれない

 *言葉ばかりのシーン「心の貧しい者は幸いである」と説く山上の垂訓

 *ハリウッド映画のシーンの方が印象的だ

                        (敬称略)

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開神の生涯(キリスト伝と釈迦の絵因果経)

(『宗教図像学入門』記事より画像引用)