変異ウイルス「オミクロン」 | けいきちゃんのブログ

🌸変異ウイルス「オミクロン」

 

 ☆WHOは「オミクロン」を「VOC」に指定した

 *VOC(懸念される変異ウイルス)

 ☆現時点では不明な点が多いオミクロン

 ☆ウイルス学の専門で米国立研究所の峰宗太郎さんのコメント

 

オミクロンに注目が集まる理由

 ☆注目されている一つの理由

 *アフリカ地域ではウイルスのサーベイランスが十分されていない

 (症例全体の数%程度を調査・分析している状態)

 *そうした中で、オミクロンが一部の地域で急速に広がりが確認された

 *南アフリカで流行していたデルタを上回る勢いで増加しているから

 *「デルタよりも伝播性が高い可能性がある」との指摘が上がっている

 ☆注目されているもう一つの理由

 *ウイルスの感染に影響するスパイクタンパク質中32ヵ所の変異がある

 *オミクロンの変異の「多さ」は目立ち、注目されている

 *変異が感染性や伝播性などへ影響を及ぼしている可能性があるため

 ☆初期の段階で注目を集めているからといって

 *本当に感染性や伝播性に重大な変化が見られるとは限らない

 *南アフリカで以前発見された「ベータ」当初は大きな関心が集まった

 (結果としてはデルタに駆逐されている)

 * イギリスで拡大した「アルファ」

 (首相が「感染性が70%上がっている」メッセージを公に発信した)

 (結果的に感染性は弱くこれもデルタに置き換わっり収束した)

 ☆ウイルスの変異に関する話題は空振りに終わる可能性も少なくない

 *もちろんデルタように大きな影響を与えることはある

 

WHOはオミクロンを「VOC」に指定した理由

 ☆オミクロンの感染拡大の立ち上がりは非常に早い

  *これが伝播性の上昇によるものだとすると注意が必要が必要

 ☆サーベイランスを行うべきだという南アフリカのメッセージも含む

 *それが決定だった理由ではないかと筆者は推測する

 ☆本当にデルタが「置き換わり」? 伝播性の高さは不明

 

ベルギーの大学が南アフリカの感染状況を分析したデータ

 ☆南アフリカ国内の感染状況が落ち着いてきたタイミングで

 ☆オミクロンの感染拡大の波が立ち上がっているようにも見える

 ☆本当にデルタからの「置き換わり」が進んだと言えるのか疑問?

 ☆感染拡大の波をよく見ると

 *デルタによる波が終わったタイミングで

 *オミクロンによる波が立ち上がりを見せている

 *ウイルスの置き換わりではなく、新たな感染拡大の波が始まっただけかも

 *それがオミクロンであった可能性もある

 ☆現時点のデータだけでは

 *デルタがオミクロンに急速に「置き換わった」

 *デルタよりはるかに伝播性が高いとは断言できない

 

ウイルスに関しての留意点

  ☆伝播性(どれだけウイルスが広がりやすいかを左右する)

 ☆病原性(どれだけ重症化しやすいかを左右する)

 ☆免疫回避(どれだけワクチンが効くのかを左右する)

 ☆これらの要素には、警戒すべき優先順位がある

 *一番警戒したいのは伝播性の上昇

 *伝播性が上がると、これまでの強度の感染対策では突破される

 *アルファがデルタに置き換わった際にも、こうした出来事が起こった

 ☆「オミクロン」が、仮にデルタよりも伝播性が上がると

 *感染が拡大しやすくなる可能性がある

 *こうした前提で、免疫逃避、病原性という要素が問題となる 

 ☆広がりやすいウイルスであると確認されることが一番厄介

 

ワクチンや治療薬の効果が下がる懸念

 ☆オミクロンではスパイクタンパク質だけで32ヵ所変異がある

 *感染や伝播について影響がある部分の可能性は高い

 *免疫反応も強くなり、重症化しやすくなる可能性もある

 *今後検討される必要があると思う

 ☆タンパク質の性質が変わることで

 *過去の感染やワクチン接種で得られた免疫の記憶

 *効かなくなる可能性もある

 ☆香港で確認されたワクチン接種済みの方の感染事例だけでは

 *ワクチンの効果が低下するのか判断することはできない

 *ワクチン接種から時間が経過していた等の理由も考えられる

 *ウイルスの変異による影響で

 *特殊な感染が起こったのだと断言することは難しい状況

 

免疫逃避が確認されたら、mRNAワクチンは対応可能である

 ☆mRNAワクチンの改良は、基本的には同じ仕組みである

 *効果・安全性を臨床試験を通じて確認する必要はある

 *その結果を踏まえて使用承認が下りるまで

 *一定程度の時間が必要となることも予想される

 *製造会社は、約100日以内に市場に流通させられると発表した

 ☆「オミクロン」が本当に免疫回避はあるのか

 *それはどの程度のものなのか、見極めが非常に重要になる

 ☆免疫不全の方が新型コロナに感染した場合

 *感染が長期化する可能性がある

 *通常であれば10日前後でウイルスが排除されるが

 *免疫不全者は長い期間ウイルスが体内にとどまり、増殖を続ける

 *ウイルスが増えれば増えるほど、変異は起こりやすくなる

 *免疫不全の人の体の中にウイルスがとどまり変異が蓄積した可能性もある

 ☆ワクチンを接種している免疫不全の方の感染で

 *ウイルスが増殖するというケースも考えられる

 *免疫逃避をするウイルスだけが生き残っていく

 ☆免疫不全者の感染の長期化が変異につながる仮説も提唱されている

 

世界の感染拡大が収まらなければ、「安心」はない

 ☆ 新型コロナはパンデミックで、世界の問題であるため

 *どこかで感染が継続、拡大すれば

 *新たな変異ウイルスが生まれる可能性が高まる

  ☆日本国内は感染状況が落ち着き

 *「収束」ムードが出ているが、それほど単純な話ではない

 ☆世界全体でパンデミックが終わらない限り、「安心」出来ない

 ☆ 新たな変異ウイルスの場合

 *抗原検査では十分に探知できなくなる可能性もある

 ☆水際対策を強化する国からの渡航者については

 *抗原検査ではなくPCR検査も必要になるかもしれない

 ☆感染性や伝播性が高まったとしても基本的感染対策は変わらない

 *デルタもワクチン接種だけでは感染を抑え込むことが難しい

 ☆仮に、オミクロンがデルタよりも感染性・伝播性が高いウイルスでも

 *個々人においてやるべきことは変わらない

 ☆今回、ウイルスの変異による影響に大きな注目が集まっている

 ☆現時点では不明な点が多いというのが正直なところ

                        (敬称略)

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⛳出典、『BuzzFeedJAPAN』

 

 


変異ウイルスを「オミクロン」

(『BuzzFeedJAPAN』記事他より画像引用)