「くじ引き将軍」足利義教と神仏の存在(4) | けいきちゃんのブログ

🌸「くじ引き将軍」足利義教と神仏の存在(4)

 

「義政の治世」のとき行われた「湯起請」
 ☆古代日本にも、実は室町幕府のくじ引きと、似たような事例がある

 ☆古代日本では、神明裁判が行われていた
 ☆神明裁判とは

 *神様が真実を教えてくれるとする裁判方法

 *日本のみならず、世界各地で行われていた

 *双方がお湯の中に手を突っ込めば、

 *嘘をついているほうの手は焼けただれ

 *正しいほうの手は神によって守らる
 *盟神探湯は、古代日本で行われていた

 ☆くじ引きで義教が将軍になった時代

 *再び神明裁判が日本で2回行われている

 *神明裁判は鎌倉時代には行われていません

 ☆「神仏は尊崇しているがお名前をお借りしよう」という発想

 *湯起請と同じような考えのもと、くじ引きが行われていた

 ☆義教の将軍就任、八百長が行われている可能性は高い

 

⛳ハンガリーでも行われていた「神明裁判」
 ☆くじ引きが八百長だった場合

 *当時の首脳陣たちは、神様や仏様の存在を信じなかった事になる

 *当時の人々にも神様や仏様の実在を疑っていたからこそ

 *湯起請を行うことができた
 ☆十三世紀のハンガリーの教会でも同じ様な事が行われていた

 *熱した鉄棒を握らせ、火傷するかを見るという裁判

 *本当のことを言っているだろうと思う人には鉄棒は握らせていなかった

「義教のくじ引き八百長説」を解く
 ☆義教の御礼文章らしきものがある

 *義教から満済への「よく自分を将軍にしてくれた」という資料

 ☆資料(日記)に書いてあることを疑う姿勢が必要なのだ

 *日記にすべて真実だけを書いている人は、あまりいない

 *満済が八百長でくじ引きをしたとしても

 *日記には「八百長をやりました」とは書かない

 ☆時に史料はウソをつく歴史のルールを踏まえた上で判断すると

 ☆義教将軍のくじ引きは、八百長だったのだと筆者は思う

                       (敬称略)

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⛳出典、『日本史の論点』

 

 

 

「くじ引き将軍」足利義教と神仏の存在(4)

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