新型コロナを5類感染症にした場合の医療現場 | けいきちゃんのブログ

🌸新型コロナを5類感染症にした場合の医療現場

 ☆新型コロナ「5類感染症」変更論

  *5類感染症にダウングレードすることが検討されている

 ☆5類感染症の検討は、保健所・行政や入院病床の負担から生まれた議論

 *新型コロナは、季節性インフルエンザ並みに軽症ではない

 ☆5類感染症の意見「ウィズコロナ」「感染の抑制・収束」を想定してる

 

「感染症法」での感染症の分類

 ☆症状の重症度や病原微生物の感染力等より5段階に分類している

 *「1類~5類感染症」

 ☆感染症を3種類に分類している

 *「新型インフルエンザ等感染症」「新感染症」「指定感染症」

 ☆ 合計8区分に分類している

 

新型コロナ「指定感染症」の「1~2類」に分類している

 ☆「新型インフルエンザ等感染症」とは、下記の感染症である

 *新型・再興型インフルエンザ感染症

 *新型・再興型コロナウイルス

 ☆コロナ感染症を5類感染症へのダウングレードする時期

 *ワクチン接種がすすみ、国民の理解が得られる状況

 *「一気に5類感染症」でなく、部分的な変更が必要なのでは

 

⛳5類感染症にダウングレードした場合の医療現場の変化

 ☆保健所・行政の負担が軽減される

 *5類感染症にすると、入院勧告や感染者の追跡が不要になる

 *保健所で実施する、療養者への電話や入院調整などの業務が軽減される

 *保健所・行政の負担が緩和される

 ☆逆に、国民に向けて自粛の要請が出せなくなる

 *特措法も適用できない

 

5類感染症にダウングレードした場合の懸念

 ☆コロナ感染者が増加する

 *5類感染症では、保健所の自宅待機要請・入院要請もできない

 *再生産数が高い変異ウイルスなので、全体の感染者数は増える

 *感染者数が増えると中等症者・重症者も増える

 ☆欧米の感染者数・死者数の現状では

 *政府が5類感染症論に慎重になるのは致し方ない

 ☆感染者どのくらい増えるのか予測が難しい

 

5類感染症にすると、医療従事者の負担は増す

 ☆感染者数が増えれば、肺炎を起こす患者さんが増える

 ☆医療逼迫度は、感染拡大で増大する

 *人工呼吸器を装着された新型コロナ患者さんが多数入室する

 *外科手術や救急医療に差し障りがでてくる

 ☆5類感染症に分類を変えた場合でも

 *現場運用では、個人防護具の装着やゾーニングは継続される

 *病院には「新型コロナ病床」を残さざるを得ない

 ☆新型コロナ確定患者さんこれまで診てこなかった病院

 *個人防護具を適切に着脱して毎日の入院ケアのハードルが高い

 *全国で院内クラスターの数も増える

 ☆中規模の急性期病院

 *新型コロナだらけの事態に陥る可能性がある

 

医療費の自己負担が増える

 ☆現在の枠組(2類感染症)では医療費は公費で負担されている

 *PCR検査、コロナ病棟に入院等では、お金はかからない

 ☆5類感染症にした場合

 *検査費用、治療、酸素投与、人工呼吸管理など

 *最低3割の個人負担が必要(高額療養費制度が利用できるが)

 

まとめ

 ☆コロナ感染症は、これまでにない感染力と致死性を持った感染症

 ☆「5類感染症へのダウングレード」

 *医療逼迫を払拭するべく、国民・医療機関受け入れてもらうのも必要

 ☆2類分類で、コロナ感染者数増加した場合の弊害

 *現行の状況では、医療機関で診療して入院させられない状況になる

 ☆5類分類だと更なる新型コロナ患者さんを生んでしまう弊害

 ☆どちらが日本にとってましかという話になる

 ☆5類感染症にダウングレードする場合

 *実効再生産数が明確に減る施策が稼働している状態

 *更に、5類感染症の方向へ寄せていく話し合いがポイント

                     (敬称略)
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⛳出典、ヤフーニュース(倉原優呼吸器内科医)

 

 

新型コロナを5類感染症にした場合の医療現場

(ヤフーニュース(倉原優呼吸器内科医)記事より画像引用)