🌸小泉純―郎(官邸の機能強化)ー官僚の人事・権限コントロール
⛳小泉純―郎、当初日本を考える大蔵委員会に所属した
☆小泉は、政治家には珍しく裏表がない人
*悪くいえば薄っぺらだということにもなる
☆政治家は、日本の国のことを考えるのが必要と小泉さん考えた
*大蔵族となった小泉さん
*大蔵省の役人から徹底的に「大蔵省の論理」をたたき込まれる
*郵便局の内情にも強くなる
☆郵便局は、郵便貯金や簡易保険というかたちで資金を抱える
*それが、いかに無駄な使われ方をしているかまで見抜く
*のちの郵政改革の伏線となる
☆彼のつよみは、政治献金の類を一切受け付けなかったこと
*有権者に媚びないでいると、それが有権者教育になっていく
☆小泉さんにそれができたのは、三世議員だったから
*小泉さん地盤・看板・カバンの三つとも備わっていた
*苦労して資金集めをしないで済む
☆その反対の例が田中角栄さん
*徒手空拳でのし上がってくる際には
*時に無理をしてでも金を集めなければいけません
*その無理で「総理の犯罪」に手を染めてしまった
⛳小泉・竹中路線で国民の格差拡大?
☆小泉・竹中路線の新自由主義的な政策
*国民の間に格差が広がったとの批判に対し
*小泉さん「格差が広がっても致し方ない」と言った
☆小泉さんにしてみれば、競争社会において
*頑張った人が成功して、頑張らなかった人が駄目になる
*ある意味しょうがない、という意味になる
☆社会の高齢化が進んでくると格差が広がりやすい
*貧富の差が開いてくるから
☆日本の社会の場合、高度経済成長時代
*一億総中流で格差は小さかったが、その後ジリジリと上がっていく
*小泉さんの政策であがったのではなく、高齢化の要因もある
☆新自由主義的な政策は、前総理橋本さんの頃から始まっていた
⛳官邸の機能強化
☆小泉さんは、総理の力を強くして政策を行なうために
*官邸の機能を強化する手段を講じた
☆経済財政諮問会議
*大統領的な強権を持つことができるようになった
*一番の要因は、「経済財政諮問会議」を設けたこと
*総理大臣の諮問機関で、議長も総理大臣である
*経済財政諮問会議を舞台に「骨太の方針」を出す
*財務省の力の源泉を、経済財政諮問会議に移し替えた
☆官僚人事
*安倍内閣でも、安倍総理あるいは菅官房長官
*霞が関の官僚人事を一手に掌握して物事を決めている
*官僚たちは、誰の方を向いて仕事をするのか分かる
*こうして「忖度」が生まれる構造になる
*この構造を最初に効果的に使うようになったのが小泉さん
(敬称略)
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⛳出典、『日本の戦後を知るための12名』より
小泉純―郎(官邸の機能強化)3-3
(ネットより画像引用)