『国富論』3(政治・経済・社会の本質) | けいきちゃんのブログ

🌸『国富論』3(政治・経済・社会の本質)

 

 ☆『国富論』は、近現代の経済学の出発点と位置づけられている以外

 *社会思想史上の古典とも位置づけられている 

 ☆「自由経済の守護神」が、なぜ植民地政策に反対したか ?

 ☆穏健なエリート・インテリが見通した未来

 *自由な市場こそが経済を活性化させる

 ☆著者、アダム・スミス


⛳『国富論』著者のプロフィール
 ☆自由経済思想の元祖とされるアダム・スミス

 ☆著者は、フランス・アメリカ等の国外の知識人と親交があった

 ☆著者が、「自由」経済思想を主張したことの背景

 *当時のイギリスと関係諸国をとりまく歴史的状況があった
 *『国富論』では、不経済な思想だと批判している点

 (貨幣(貴金属)を富ととらえる重商主義)

 (輸出品獲得のための植民地拡大する軍備拡張政策)

 ☆農業のみが生産的だとする重農主義を批判している

 *しかし、本当の富は貨幣ではないとする点には賛同している

 ☆ビン製造から「分業」の効果を提示したスミス

 *農業だけでなく工業も生産的だととらえた

 

『国富論』での著者の思い

 ☆商品の販売から得られる剰余の一部が、蓄積されて資本となる

 *生産力をさらに向上させることを重視した

 ☆消費を重視する重商主義

 *「ストックよリフロー重視」思想を批判せざるをえなかった
 ☆歴史的には特権商人の利益を擁護すべく建設された植民地

 ☆アメリカが独立して「自由」を得れば

 *経済力でイギリスを凌駕するとさえ予見していた
 ☆商業社会において

 *賃金・利潤・地代の水準に規定された「自然価格」が存在すると信じた

 *植民地政策は「特殊利益に基づく不自然」なものであると反対した

 ☆「自然価格」論とは

 *階級社会を前提とする「支配労働価値説」にも依拠していた

 ☆彼は不自然な政策がなければ社会の状態、「自然に」改善されるとした
 ☆「自然価格」機構の有効な作動

 *公正さを含む「市場」参加者の共感が前提とされてるのが必要

 ☆基本的に自由貿易を支持しつつも、現実に損害を被る人がいる場合
 *「自由化」は漸次的にすべきだとした側面

 *現代社会ににおいて必要な事を示唆している

                     (敬称略)

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⛳出典、「世界の古典」

 

 

 

『国富論』3(政治・経済・社会の本質)

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