死といかに向き合うか4
死を覚悟して、自分を脱ぎ捨て続ける意味
☆神話学者ジョーゼフ、キャンベルは述べる
*子供が生まれたら、そのときからあなたは死者
*子供が生まれたときに親の生命は終わる
☆リチャード・ドーキンスが言う言葉にも通ずる
*生物は遺伝子を残すための乗り物にすぎない
☆全ての世代、次の世代の到来を可能にするには死なねばならない
*善悪は別にし人類は自分が死ぬのは嫌
*その為、他の民族の首を狩る理由もそこにある
☆それなら、人を助ける英雄的行為はなぜ生まれるか?
*人を動かしているのは道徳心ではなく、生命の一体性
☆英雄は、選ばれた者のようだが違う
*「人間は死ぬものだ」と受け入れた人
*死の恐怖を克服し、その段階で英雄になっている
*それで、勇気をもってこの世界で生きていける
*そうなれば、「個」にこだわる矮小さからも脱せられる
☆常に自分をリニューアルしようとしている人
*死の恐怖に襲われにくい
年を取るほど、生命にケチになる
☆日本の戦後思想の評論家江藤淳氏の自殺
*強固な意志をもって自分で自分を死なせること
*老いれば老いるほど、難しくなる
*人間は、年を取るほどに、生命に対してケチ臭くなる
*青春期のほうが生に執着しない
☆この世に執着している
*楽しい人生を送れている証拠でいいことだ
*執着がすぎて、必要以上に死を恐れるのは避けたい
死は「息をしなくなっただけ」
☆歌人の齋藤氏劇作家の寺山修司氏の病没を語る
*寺山氏は、死の直前まで仕事をしていた
☆齋藤氏は寺山氏の姿を見ていた
*齋藤氏は、霊の存在はそれほど信じていなかった
*その死を見て、死は「息をしなくなっただけ」と考えた
*死というものをうまく受け入れられるようになった
*「人の死を看る機会を持つのも悪くはない」とも話されていた
小児科医から見た、子供たちの死
☆齋藤氏は語る
*猫などの動物はどうして自分の死がわかるのか不思議
*人間も原始的なうちはそういう感覚があったのでは
*「退化したのかしら」とも話す
*動物は、自分の死を予知して受け入れるように見えることがある
*人間もまた、本来はそうした力をもっているのでは
☆小児科医がコメントする
*重い病気で、病院に入院し、ふざけて走り回ったりしている子供達
*死期が近づいてくると急におとなしく、ものわかりがいい子になる
☆純粋な子供のうちは自分の死期が感じ取れている
☆世俗的な垢にまみれて大人になると
*「死の受け入れ」ができなくなるのかもしれない
(敬称略)
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出典、『極上の死生観』
死といかに向き合うか4
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