おぼっちゃまくん化する子供の現実
ゆとり教育と格差社会
☆ゆとり教育
*格差社会を想定して行なわれた教育改革
*子供は、納得して楽しく学び、教員がそれを助けるのが目標
*子供様に至れり尽くせり、子供騙しの子供主体の改革
*子供たちに、自我を肥大させるばかり
☆個性の尊重を重視した、子供本位の改革
*新自由主義に対応する多様な”個人”を育てる教育改革
できん者は、できんままで結構
☆「ゆとり教育」へ教育政策を転換
*「生徒間の格差拡大を容認する」結果に繋がった
☆「ゆとり教育」での富裕層の子供
*エリート候補生として学習意欲の涌く学校に自由に通わせた
*大多数の中間層、低所得層の子供は、公立校に通わせた
☆学習意欲の低い子供やその保護者
*「個性尊重」という美辞麗句で納得させる巧妙な政策
☆「ゆとり教育」は経済界からの要請でもあった
*社会を市場原理に任せ、責任は個人が負う
*「新自由主義」に適応する人材作り
☆「階層格差の拡大」
*日本がグローバリズムに突入したために生じた結果である
☆日本の教育界も経済界の要請どおりの改革をした
金持ちの子の努力だけが過剰に報われる社会
☆下流層の子供たちには「嫉妬心」が失われる
*当然のように、学習から「降りる」
(自分が「個性的」だと自己肯定する心理操作が働く)
*政府と経済界の思惑どおりの「自己責任」の原理
(「負け組」にも貫徹される)
*格差は異常に拡大したまま、固定化する
☆日本は「誰もが努力すれば報われる社会」になっていない
☆金持ちの子の努力だけが過剰に報われる社会になっている
教育の本義は「平凡への強制」
☆教育の本義は、本来「平凡への強制」である
☆「希望ある平凡」は、この国の「中間層」が体現していた
☆努力すれば報われるシステム
* 一部の「勝ち組」の独占物にしてはならない
*下流層からでも、意欲があれば努力しだいで己の環境から脱出できる社会
☆現在は、「機会の平等」を奪ったままで「自己責任」と言っている
*「平凡への希望」を保障する中間層を崩壊させる
*国の美風が育つわけがない
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出典、『世論という悪夢』著者小林のりお