7月3日から、新紙幣が街に出た。
今のところ、私の手元には来ていない。
新紙幣の画像をみて、危惧するのは、千円札と1万円札の取り違えがあるのではないかということだ。
その理由は、ズバリ、顔が似ているということだ。
顔の形が似ているということだ。
2人とも、がっしりとした、いかつい顔だ。
首が太くてずんぐりとした顔だ。
もちろん、色合いが違う。そして、片方にはヒゲがある。しかし、ヒゲが小さい。
これまでのものは、福沢諭吉と野口英世の顔の形は近いが、野口英世の髪型が個性的なので、混同の恐れはなかった。
もちろん、女性の樋口一葉との混同の恐れはそもそもない。
しかし、去年のことだと思うが、ある店で買物をした時、5000円札を出したところ、1000円札に対応するお釣りを渡されたことがあるのだ。
私はびっくりして、「ちょっとちょっと」と言った。
店員さんは、「あ、ごめんごめん、暗かったけぇ」と言った。
年配の店員さんだ。そして、その店の内部(レジがあるところ)はうす暗いどころか暗い。間違えたのだろう。
野口英世と樋口一葉でも、取り違えがあった。
このような事を経験したからだろうか、このたびの千円札と1万円札は、取り違えが起きそうな予感がする。
片方の頭のてっぺんに奇抜な帽子を付けるとか、片方の毛量を野口英世並みにするとか、何か工夫した方がよかったのではないだろうか。
もっとも、最近、私が利用するのはセルフレジの店ばかり。
セルフレジは、見間違いされるリスクはない。
新紙幣が手元に来たら、じっくり鑑賞してみよう。
私が子供の頃、500円玉ができた。白銅だった。最近、二色になった。
いろいろ時代の流れを感じる今日この頃。