一器の水を一器にそそぐ。(禅語)

この意味は宴会での飲む席で

みんなにあいさつでお酌をして回る光景があるが

すべてが下の席の人や幹事役の人がする行為。

上司が部下のためにはまずやらない行為だった。

 

と言うことは

親が子供たちの家にのこのこと行く行為と同じ。

話は違うが昔のお土産品は

行く側ではなく帰りに持たせる心得だった。

 

行く人はお祝いを述べるために出掛けるのだから

用が済めばそのまま帰り支度をする。

 

その際に出向いてくれて来たお礼に

足が速いもの(痛みが早いもの)を持たせず

日持ちする地下(じげと言い特産物)で取れたものを持たせる。

いまでは出向く側が持って行く習慣になってしまった。

 

だから親がのこのこと孫見たさに豪華な品を持って

婿がいないときを見計らって孫を手なずけている。

 

上司がのこのこと部下の家に胡麻すりに行かない。

 

女側の家は嫁がせた意識を持たないと

この美しき日本が崩壊してしまう。

 

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