いや~、長げ~なぁ
何がかって言うと、アクアリウムを立ち上げてから
お魚を導入するまでに要した時間。
この記事も長いかも~
兎に角、気に入った水の状態に持って行けず試行錯誤。
水環境造りの長~い旅に放り込まれてしまったのでした。
ここにその顛末を時系列に沿って記録しておこうと思います。
・アクアリウムのスムーズな立ち上げができなかった原因は、
所謂「コケ」です。
コケと言っているのは、褐藻、緑藻、紅藻、藍藻の類で、
その克服劇+αのお話でごぜーます。
それでは時系列に沿って見て行くと致しましょう。
【2023/12/15】
・転居して直ぐに60cm水槽、LED照明、温調ユニット、
半割ガラス蓋を購入し、照明を水槽前側の蓋上に設置。
照明出力100%、12時間点灯プログラムにて立ち上げ。


・水槽の中身は、水草のアヌビアスナナと底床の大磯砂、
温調一式、投げ込み式フィルター、極小スネール達。
温調一式以外、前の家から一緒に引っ越して来たもの。
あっ、スネールは勝手に付いてきた
・当時は、春にはお魚を導入できるだろうと高を括っていた。
・しかし、白濁発生→1/4換水繰り返し→バクテリア剤投入→
シジミ投入→努力虚しくコケに軍配が上がる。
・LED出力を80%に下げ、点灯時間も10時間に短縮。
因みにこのLEDは出力が16Wだが光束値の記載がないので、
Geminiに聞いたら推定800~1,200lm程度とのことだった。
※引っ越し前は20W蛍光灯で1,000~1,500lmでした。
【2024/5/19】
・立ち上げから5ヶ月でコケまみれになり、完全敗北
葉が全てフワフワ綿帽子を被ってる

・まだお魚も入れていないので、余計な窒素分は無いはずだが
底床の大磯砂表面に有機物が残っていたのかな
・下手な考え休むに似たり、ここはプロにお任せしましょ。
ヤマトヌマエビお掃除本舗に出動を依頼
【2024/6/18】
・お掃除屋さんがよく働いてくれて、1ヶ月でかなり綺麗に。

・以後、状態観察しながら蒸発水分だけ補給で状態観察。
・硬度、硝酸塩、亜硝酸塩、塩素、炭酸塩、pHを定期測定。
【2025/3/30】
・約8ヶ月間、目立つようなコケの再発はなし
この結果、そもそも窒素発生源がほぼ無いに等しい
(ヤマトヌマエビと小さなスネールと植物の代謝だけ)
ので、一旦物理的に掃除ができれば維持は可能と推定。
・水草もそれなりに育っており、逆に液肥が要るかもなくらい。

・ただし、全体的に葉焼けが見られて気になるので、
照明出力を更に40%まで下げて状態を観察。
【2025/4/12】
・1ヶ月後、溶岩石活着を試すため、前景側の株を取り出し、

・溶岩石に株をモビロンバンドで固定。

・株を固定した溶岩石を水槽に戻す。

・同時にフィルター掃除と10ℓ換水。
【2025/5/12】
・どうしても葉焼けが気になるので、照明を最低出力の10%まで
落として様子見。
【2025/12/31】
・7ヶ月間照明出力10%を維持しつつ、その間5回足し水し、
その都度水質検査→水質には変化無し。
・陰性水草のアヌビアスナナは成長が遅いので、
新葉による葉焼けした葉の入れ替わりも、とてもゆっくり。

【2026/1/25】
・黒のバックスクリーンを装着し壁からの反射をカット。

【2026/4/14】
・セッティングから27ヶ月目にして遂にお魚の導入に至る
・葉焼けも収まったので照明出力を20%にアップ。


・導入魚はカージナルテトラ10匹、レモンテトラ5匹、
ラミーノーズテトラ5匹の計20匹。
【2026/4/16】
・投げ込み式フィルターから上部フィルターに変更。
【2026/4/30】
・照明の位置を水槽の高の2倍のところにハンギングとし、
その代わり出力を50%に上げ、アクアポニックスを目論む。
(明るさは距離の二乗に反比例するので出力を上げた)

・魚を入れたので、必然的に硝酸態窒素(アンモニア態窒素)
生成量が増加するわけで、その除去を補助して貰おうと
アクアポニックスを試してみる。
・100均のシンク小物入れカゴを鉢代わりにして、マドカズラを
ハイドロボールで植え付け、上部フィルターの排水枡にドボン。

・マドカズラは予めハイドロカルチャー(下画像)で発根させて
おいた株を移植した。

・濾過槽壁側の幅の狭いスペースも植栽に使おうと画策中。
・取り急ぎピレラ(赤丸)をハイドロカルチャーで準備中。

・予定としては、ピレラをマドカズラの所に移植。
・ピレラの移植で弾き出されたマドカズラ株と
ハイドロカルチャーにて発根処理を終えているマドカズラ株を
濾過槽側のスペースに移植するつもり。
・何はともあれ、肝心の水の方は良い状態を維持しており、
水草の状態もとても満足
【2026/6/1】
・お魚導入1ヶ月半経過して、硝酸塩濃度が0から50㎎/ℓに上昇。
10ℓ換水実施で対処。
・このマドカズラの量では硝酸態窒素を消費しきれない模様。
【2026/6/18】
・マドカズラは新芽も展開し、カゴから根が飛び出す勢い。

・植栽量を増やすべくカゴを自作し、排水桝側の植替え実施。

・大きいカゴの方に水切りストッキングを被せてソフトシリカを
薄く敷き、ハイドロボールを使ってピレラとマドカズラを
植え直し。

・濾過槽の隙間への植栽には、不織布のお茶パックを利用し、
発根済みのマドカズラをハイドロボールで植え付けてから
狭いスペースに詰め込んだ。


とまあ、今までの経緯をグラフでまとめると下のような感じね。

【コケの対処ーtokuhain家特殊例】
1.発生したコケは生物物理的に除去するのが最良。
(生体がいなければ化学的な方法も可能でしょうけど)
2.窒素発生源が殆ど無かったので、コケの繁茂で窒素が
消費されてしまえば再発が起きにくい環境だった。
3.水草が陰性水草だけだったので、光束を落とすことができ
コケに再発生の隙を与えなかった。
4.今後は窒素発生源の魚が居るので、アクアポニックスで
窒素低減を図ろうと思う
แค่นี้นะครับ 以上