前回の続きです。
はい、そんなわけで、前世療法を受けてみました。
セラピストさんの声に誘導され、瞑想状態になりました。
意識がフワフワしていきました。
それは想像の世界なのか、夢をみているのか、
何とも形容しがたい意識の中で、私は、自分の手を、ふと見たのです。
すると、その手は自分の手とは違う、太く、毛むくじゃらな手。
おじさんの手・・・?
私は・・・誰だろう。
ここは、山の中にある小さなお寺のようだ。
日本のお寺。私はそこの住職のようだ。
あっ、坊主頭の少年がいる。
彼はお手伝いをしてくれてるようだな。
・・・私は、毎日、何をして暮らしてるんだろう。
・・・どうやら、私は、毎日念仏を唱えながら山道を歩き回っている修行をしているらしい。修験道の山伏のようだ。
千日回峰行という行があるが、それと同じか、似ていることをしているようだ。
毎日毎日、山道を歩き続けて、この人はどこに向かおうとしてるんだろう?
自分の過去生の姿を見て、そう思った。
その瞬間、「彼」の思いがブワッと、自分に降り注いできたように感じた。
「私は、神仏を尊ぶが、神仏に頼らず。
しかし、多くの大衆は神仏を頼り、神仏を尊ばず。
結局、私のしていることは自分のためにしかなっていない。
もっと、人にはたらきかけて、
多くの人が神仏に触れ、神仏を尊ぶようなことを行わなければならない。
私が次に生まれたときは、
私を介して多くの人に神仏に触れてもらうような人生を送れるよう願う」
そして場面が切り替わった。
急に暗い雰囲気になった。
川のそばにいるようだ。ザーーーーッと、水の流れる音が聞こえる。
そして、白装束を身にまとった私がいる。
どうやら私は、溺死してしまったようだ。
現世を生きる私も、幼いころ水が苦手でプールに入れなくて、
それが原因で大人になった今でもまともに泳げないのは、
もしかしたらこのときの体験が影響しているのだろうか・・・
そうして、修験道の山伏としての人生が、終わった。
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意識が戻ってきた。
私は、私に帰ってきた。
ストイックに仏道に生きた過去生が、私にはあったことを思い出した。
そして、今生での使命にも気づけた気がしている。
「私を介して、多くの人にスピリチュアルな体験をしてもらえるような人生を送る」
だから私は、こうして前世療法のことをブログに書いたりしているのだろうな。
これからも、使命に生きよう。
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