わたしの家族の一人だよ。」
と考えた飼い主さんにとっては、その時が人生最高の
瞬間かもしれません。
でも、残念ながらわんこは人間ではないのです。
そこでしつけをする必要があるのですが。
いかんせん、ペットショップで一目ぼれしちゃったので
買い求めたからでもありましょうか、ついしつけを
ないがしろにしがちになり、結果さまざまな問題行動を
とって、飼い主にとってはかなりやっかいなわんこに
なってしまう。
そんな経験をされている飼い主さんも少なくないでしょう。
いったいわんこの感性はどれほどなのか・・・。
そんなときには「賢馬ハンス」の話を思い出すと
いいのではないでしょうか。
お話は19世紀ですので明治20年代のころになります。
ある調教師に世話になっている『ハンス』は、
なんと、不思議や不思議!簡単な計算をしちゃうんです。
それが評判となり一躍有名な馬になってしまいました。
その当時はなぜそんなに『ハンス』が利口にも計算を
できたのか、誰一人として解る人はいませんでした。
数年後になって、やっと『ハンス』がそうできたのかが
わかりました。
じつはハンスが計算を解くことができたのには理由が
あったのでした。
ハンスは問題を出した人たちの
表情や息遣いなどか
ら答えを察知して蹄で地面を
たたいていた。
それが正解だったのです。
それほどに動物の感性は鋭いものなんですね。
躾けもそうです。人間である飼い主のしつけ方に
よって飼われてきたペットのわんこもどんどん
成長できるわけです。
飼ってかわいがるだけですと、しつけゼロになって
しまいます。
基本的なわんこのしつけは飼い主さんの意識附け
が大切ですね。
『賢馬ハンス』の説明を紹介します。
