こんにちは。
とくちゃんです。
前回の記事はこちら。
部活に行くと、いつもいるのは、外部コーチのおじいちゃん。
初心者から大会優勝の人まで、幅広くみることができる人でした。
卓球台での立ち方
腕の使い方
横移動の時のコツ
ラリーをするときの姿勢
スマッシュの時の角度
いろいろな場面を想定して、教えてくれました。
スタートラインが同じ同級生も多かったですが、わたしは、
自主練の成果もあり、メキメキと上達していたようです。
『日に日に上手くなっているな。』
『型が決まってきていていいぞ。』
声をかけてもらえるようになりました。
できていることを褒めてもらえると、嬉しいです。
だけど、それも長くは続きません。
いかに強い体づくり、いい姿勢を保ちながらできるのか。
これが勝負の分かれ目になるので、指導内容が難しくなっていきます。
『腕を振るんじゃなくって、肩甲骨から動かす感じで』
『できるだけ腰は低くして。高いとバランス取りにくいから』
言われていることはわかりますが、実際にやってみると難しいです。
体幹の力・下半身の筋力が強くなかったので、すぐに疲れやすく、
しんどくなりました。
”足がプルプルしてきた”
”肩甲骨からって難しい”
”体力無さすぎる”
どの競技も共通していることではあるけれど、
集中力と体力が求められる。
体力が少なくなってくると、集中力もなくなってくる。
それでも他の同級生に負けたくない!!!!!!
という気持ちが勝り、一生懸命取り組みました。
一生懸命やればやるほど、たくさん指導がありました。
『体は、この位置』
『可動域を広くして』
『フットワークよく動く』
毎日練習していたからこそ、おじいちゃんコーチの熱も高くなっていきました。
ある日、いつものように練習をしていた時に、言われた言葉にショックを受けました。
指導されたことを守りながら、練習をしていた時。
『毎回毎回、同じこと言わせるな』
『何回言ったら覚えるんだ』
『こんなこともできないなら、お前らは試合は出れない』
最後に、チッと舌打ちをされて、先輩たちのところに行きました。
初心者コースの人たちは、置いてけぼりです。
一生懸命、少しでも上達するようにやっていたのに・・・
あんなに怒らなくてもいいじゃんか・・・
舌打ちって、酷すぎる・・・
大変だったけど、楽しいと思っていた部活が憂鬱な時間になっていきました。
少しずつできているって、言ってくれたのに。
本当は、こいつら下手くそ。って思っていたのかな。
複雑な感情に包まれてしまいました。
次回、わたしの世界観99〜中学1年生6 顧問の先生からも追い討ちがかかる〜に続きます。
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