こんにちは。

 

 

とくちゃんです。

 

 

 

前回の記事はこちら。

 

 

 

 

そんなに頑張らなくてもいいんだよ。

 

 

この言葉の意味がわかった時、スーッと気持ちが落ち着いていくのがわかりました。

 

 

とりあえず、言われたことをやってみる。

確実にやってみる。

言われていないことは、やらない。

 

 

別に言われていないから、やらなくてもいいや。

怒られるのは、私じゃないもん。

好きにしよう。

 

 

 

なので、学校では、なーんにも考えないで、適当に毎日を過ごしてみました。

 

 

最初は、楽ちんでした。

だって、言われたことだけやっていればいいんだもん。

無理しなくていいんだもん。

 

 

 

 

でも、時間が経つにつれて、モヤモヤしてきたのです。

何も言わないでいたことで、他の人の顔色を伺う癖が強くなってきてしまい、周りの雰囲気を察知するアンテナも強く張ってきてしまいました。

 

 

 

・会議の沈黙がしんどい

・意見を切り出す人がいない

・反対意見を言えないピリピリした空気感がある

・言いたいことがあるけど、言ったら変な顔されるっていう雰囲気出してる

・めちゃくちゃアイコンタクトとってるのに言わないのってなんだろう

・今、この時間は、何のために行われているんだろう

・みんなで意見出し合ったらいいじゃん

・司会と書記がんばれ

・早く帰りたい

 

 

先生もいる中、重苦しい空気だけが漂っています。

 

 

「キーンコーンカーンコーン」

5時間目が終わるチャイムが鳴りました。

『続きは、6時間目にやります』

司会をしている人たちは、先生の言葉に、ため息が溢れ出ています。

 

 

 

”大変そうだな”

 

 

頭の中に浮かんだ言葉。

 

もしかしたら、これまで、私もこう思われていたのかも知れないと思いつつも、

そっち側のことも知っていたので、どうにかしないと・・・という気持ちが

出てきました。

 

 

 

サクサク決まれば、次に進めることがたくさんある。

細かくしていけば、すぐに決められることはいっぱいある。

テーマを小さくしてみたらいいじゃん。

あれとこれと、こうしたらいいと思うよ。

 

 

言わないけれど、自分の意見は持っていたので、いつでも言える準備は万端です。

 

”・・・この重苦しい雰囲気をいち早く脱したい”

 

この思いだけを持って、意見しました。

 

 

「はい。この件について毎回話になっていますが、まずは役割を決めたらいいと思います。

その後に、それぞれが担当したい分野を決めて、決まらなかったらくじ引きとかで決めて。

一つずつ解決していけばいいんじゃないかと思います。」

 

 

・・・言ってしまった・・・

適当にしてみるって決めていたのに。

耐えきれなかった・・・

 

 

これまで意見がないまま進んでいた会議が、一気に動き出しました。

このことがきっかけで、内容が決まらない活動や会議があると、絶対に意見を求められるようになってしまいました。

 

 

ゆる〜りと学校生活を送りたかったわたしにとって、それはしんどい時間になりました。

 

 

 

次回、わたしの世界観87〜小学校高学年29 適当の難易度は高い〜に続きます。