こんにちは。

 

 

とくちゃんです。

 

 

前回の記事はこちら。

 

 

 

 

久しぶりの学校に、重い足取りで向かいました。

元気な時には、一番乗りで来ていた学校。

 

でも、数日休むと、行きたくなってしまうのです。

 

 

「みんなからどう思われるんだろう」

「勉強ついていけるかな」

「なんて声かけたらいいかな」

 

 

いろいろなことを考えました。

登校時間ギリギリに玄関に行き、チャイムが鳴るちょっと前に教室に辿り着きました。

 

 

”あー、行きたくないなー”

 

 

そう思いながら、トボトボと階段をあがり、教室までの廊下を歩いていました。

トボトボと歩いている姿を後ろから同級生が見ていました。

 

 

『久しぶりだね!体調良くなった?』

 

 

思いの外、気軽に声をかけてくれました。

そのまま一緒に教室に入ります。

 

 

『久しぶりー。心配してたんだよー。』

『元気そうで安心した!』

『発表とか大変だったもんね。』

 

 

変わるがわる、声をかけてくれます。

 

 

”みんなにどう思われるんだろう”

 

 

そんなことは全く関係なかった。

みんな優しくしてくれた。

 

 

「心配かけてごめんね。」

「元気になったよ!」

 

 

素直に、みんなに伝えることができました。

 

その後、先生も教室に入ってきて、私を見て、にっこり笑ってくれました。

『皆さん、おはようございます。久しぶりに全員そろいましたね。今日も元気にやりましょう。』

 

 

今までと変わらず、同じように授業が始まりました。

 

 

休んでいる間に、授業内容は進んでいましたが、

今はどこの単元をやっているのか、

教科書の何ページからなのか、

ノートはこんな感じになっているとか、

教えてくれました。

 

 

授業でやり終わったページの端を折っていたので、自分がやっていたところまで、と進んでいるところの状況を把握するのは簡単でした。

 

 

同級生の手助けもあり、授業には問題なく参加することができました。

できなくなっていた算数も、復習がてら解いていたら、小数点も分数も、すんなりと解けました。

 

”なんだ、ストレスで解けなくなっていたのか笑”

 

 

原因はよくわかりませんでしたが、みんなと一緒にできるようになっていって、嬉しかったです。

 

 

 

人の優しさに触れた瞬間でした。

 

 

そして、冬休みがやってきました。

クリスマスよりも少し前に始まる冬休み。

12月20日に終業式をして、21日土曜日からでした。

 

 

この年の冬休みの初日は、忘れられない日になったのです。

 

 

 

次回、わたしの世界観83〜小学校高学年25 え、、、血だらけになっている〜に続きます。