こんにちは。
とくちゃんです。
前回の記事は、こちら。
兄に嘘をつかれ、母親にも信じてもらえないという状況に絶望を感じました。
”わたしは何のために、ここに存在しているんだろう”
来る日も来る日も、考えてしまいます。
今までは、週末しか考えていなかったことでしたが、平日もずっと考えるようになりました。
そして、平日は、学校での悩みも大きくなっていきます。
”わたしなんか、いなくてもいいんだろうな。別に傷つけたって、心配する人なんていないんだ”
自暴自棄になっていきました。
自暴自棄になったわたしがやることは、決まっています。
”自傷行為”でした。
・些細なことでも、嫌なことがあったら、太ももを殴る
・本当のことを言えなくて、モヤモヤした気持ちを抱えたら、とりあえず体のどこかを殴る
これまでは、自分の体だけを使っていましたが、ゲームを覚えたわたしは、物を使って体を傷つけることを覚えました。
・コントローラーで頭を叩く
・配線で腕や足を思いっきり縛る
痛いという気持ちはあるため、手加減はしますが、皮膚は赤くなったり、頭にたんこぶができたり、線の跡が残ってしまったりと、以前よりも激しさが増していきました。
前は一人で部屋にいるときだけやっていましたが、家のどこかに家族がいるときにでも、やるようになっていきました。
太ももを殴ったり、コントローラーで頭を叩いたりすると、日常では聴かない音がします。
あんまり激しくやってしまった時は、部屋の外に音が漏れてしまいます。
『ん?今の音なんだ?』
母や父がたまに気がついて、部屋に近づいてくる音が聞こえます。
”自分の体を傷つけているなんて知ったら、ショック受けるだろうから隠さなきゃ”
こんな心理が働いて、親が部屋の戸を開けたときには、何も変わらない、いつもどおりの姿で過ごしている。
そんな日々が続きました。
自分でも、体を傷つけるなんてしちゃいけない、そんなことはわかっています。
調子がいい時は、自傷行為はやりません。何かイヤなことがあると、無意識のうちにやってしまいます。
痛みを感じられること=生きていること、存在を証明すること
になっていました。
ボロボロの状態になりながらも、毎日の生活は送っています。
自分に嘘をつきながら、余計なことを言わないように、周りの人が心配しないように。
小学4年生が終わる時、学校生活に、少しだけ希望の光が見えてきました。
次回、わたしの世界観59〜小学校中学年17 担任の先生が異動になった〜に続きます。