こんにちは。

 

 

とくちゃんです。

 

 

前回までの記事はこちら。

 

 

 

新聞など、あらゆるところで、絵画や書道などの応募があります。

先生は生徒の可能性を最大限に信じて、楽しみながら書道をやっていました。

 

 

そんな中、作った作品を応募してみないか?と教室に通っている生徒や保護者に

声がかかりました。

 

 

『作品を出すなんて、恥をかくだけ』『応募しても、何にもならないんじゃないか』

そんなことを言う保護者もいました。

 

 

それもそのはず。誰でも応募できるものであり、そのほとんどは健常者が応募しているからです。

でも先生は、”障がいなんて関係ない。生徒が作った作品があるんだから、応募してみよう”

そんなスタンスでした。

 

 

私の家族は、可能性があるのであれば、どんなことでも挑戦させたいという稀に見るポジティブです。

そして、やるかやらないかは、基本本人に決めてもらう。親の勝手で可能性を潰すなんて勿体無い。

 

このような考えを持っていたので、応募したいと言ったら、応募させてくれる環境でした。

 

 

もちろん、応募の主体は、教室に通っている生徒。家族はおまけ。

 

でも、「お兄ちゃんが出すなら、私も出したい!」と母親に話しました。

『あなたは出さなくていいの』「出したい」そんな言い合いをしていました。

 

その様子を見ていた先生が『一緒に作品出してもいいよ。サイズが違うから別枠の応募になるけどね。』

と教えてくれました。

 

先生が言ってくれたことで、母親も了承しくれました。

今まで書いていたものもありましたが、新たに作成開始。

 

私の作品は、普通の半紙に書くものでした。

作品内容「草花」

 

バランスよく書くのが、意外と難しい。先生から止め、跳ねを教えてもらいながら書きました。

期日に間に合い、作品を応募します。初めての応募です。

だけど、先生に全部任せているので、自分で応募した感覚はありませんでした。

 

そしてある時・・・

”おめでとう!入賞したよ”と先生が教えてくれました。

 

 

佳作ばっかりで、大した入賞なんかしたことなかったので、とても嬉しかったです。

賞状と小さなバッチみたいなのが届きました。

 

 

兄の作品は、高校生の部で入賞しました。兄妹での受賞です。

家族はフィーバー状態でした。『やればできるね!やらせてよかった。』

 

 

これまでの書道教室での出来事や、兄に対する尊敬の気持ちもあり、小学校で

兄の話しをしてみたいと考えるようになりました。

 

 

次回、わたしの世界観39〜小学校低学年9 学校生活での私〜に続きます。