初動捜査ミスの影響 | とくのブログ

初動捜査ミスの影響

愛知県警は、初動捜査に大きなミスがあった事もあってか、今回の捜査に慎重になったと言うよりも、自信がなくなっていたのかもしれない。


金属バット殴打は4、5回 「1回で止めた」と元親方
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080209/crm0802090844009-n1.htm


時津風部屋の力士傷害致死事件で、逮捕された兄弟子の伊塚雄一郎容疑者(25)が時太山(ときたいざん)=当時(17)、本名斉藤俊(たかし)さん=の死亡当日、金属バットで4、5回、斉藤さんを殴打していたことが9日、愛知県警捜査本部の調べで分かった。元親方の山本順一容疑者(57)は逮捕前、関係者に「バットの暴行は1回だけですぐ止めた」との趣旨の発言をしていた。


 捜査本部は同日、山本容疑者ら4人を送検する。


 捜査本部によると、山本容疑者は昨年6月26日午前11時ごろ、朝げいこが終わり引き上げようとする斉藤さんと兄弟子の木村正和容疑者(24)を引き留め、ぶつかりげいこをするよう指示。風呂場に移動した伊塚容疑者らほかの兄弟子も集まり、ぶつかりげいこは約30分間続いた。


 この間、倒れた斉藤さんに兄弟子が何十発も張り手やけり上げる暴行を繰り返し、伊塚容疑者は宿舎裏にあった金属バットを持ち出して斉藤さんの腰のあたりを殴ったという。


 山本容疑者はこれを黙認し、伊塚容疑者が4、5回殴った後に止めたという。けいこ自体はそのまま続けられた。


 日本相撲協会の関係者は県警の事情聴取に「金属バットの暴行はあり得ない。見たことない」などと話し、捜査本部もけいこを逸脱したことを示す物証として昨年7月、金属バットを押収している。
(産経新聞2008/2/09)


昨年の9月頃だったと思うが、斉藤のお父さんが届けられた遺体に疑問を抱いて、新潟大学に行政解剖を依頼した事から、今回の事件が発覚した事になる。


それから、愛知県警・犬山署などが慌てるようにして捜査をやり直したかと思うが、それにより前時津風親方と数名の兄弟子による暴行があきらかとなった。にも拘らず、愛知県警は再解剖を名古屋大に依頼などして、すぐに逮捕に踏み切る事をしなかった。


だが、昨年の段階で、斉藤さんが置かれていた状況を見ていた方からの証言も得ていた筈であり、凶器として使われた金属バットも押収していた。
そして、新潟大に大きな証拠があったではないか。なのにどうして、こんなに馬鹿げた時間を掛けるような事をしたのか。意味が解らない。


逮捕されるまでは、容疑を完全に認めようとしない姿勢をとっていたらしい前親方の山本容疑者は、実際にはそうでも無かったらしい。取調べでは、簡単に崩れるんだろうな。