昨日、入院中で、私と同じように心臓移植待機をしながら、補助人工心臓を埋め込んで延命している仲間からyahoo!ニュースでとある少女が海外で移植に成功したと報じられている記事をラインで送ってくれました!
残念ながらネットなどから読みとった記事をこのブログに添付する技術というか、やりかたがよくわからず、皆様にも見せる事は出来ませんが、
私の下手な文章で、少しでも伝わればと思い、その記事内容から感じられたことについて、今日は投稿せていただきます。
海外での移植に成功、なんとも嬉しいニュースではあるが、そこには人の死が絡んでいて素直には喜ぶことは出来ないと綴られていた見出しからはじまりました。
日本でも移植医療が保険適用されてから、ドナー不足が赤裸々と浮彫になり、今なお、深刻な問題となり続けています。要するにレシピエント=提供してもらう側の数が圧倒的に増え続けて、それにドナー=脳死後に臓器を提供する側の数が不足しているのです。移植しか助からない病がたくさんあると言うことともいえます。

一方で欧米をはじめとする海外では、移植医療が活発に、積極的に行われています。
今回、移植でしか助かる道がないとある少女ですが、日本では移植医療が在るもののドナーが不足している日本では、そう、何年ももたない、少しでもドナーの数が多く、一早く移植が受けられる可能性が高い海外で待機することに決断したのです

しかし、そこには莫大な手術費用がかかり、誰もが受けられるものではなく、
また、海外でも同じように移植待機している人がいるのに自国で受けずに渡米するのはどういうものかという反論とともに、他国で手術をうける人には莫大な費用がかけられるという現実問題。
と共に中東のような貧しい国からも移植を望んでいる人がいるということは忘れてはならない。
貧富の差で移植が受けられない事も切実な問題だと思います。
だから、私は欧米だけが、移植医療が先進的で受けやすいこの問題こそ、解決しなくてはならない問題、課題だと思ってます。
欧米だけ進んでいるではなく
日本でも、いや世界中で移植医療が進む事を願っています。
確かにこの日本の移植医療、手術の技術は大変進歩してるのは間違いありません!
しかし、一方でドナーとレシピエントの割合があっていないこの現実問題を打破しなければ一向に移植医療は進まず、あっても受けられないようなものになってしまいます。
ドナー不足の日本。
それは臓器提供の意思表示の理解不足ともいえます。移植を望んでいる人が幼い子から大人まで幅広く世の中にはたくさんいるという認識を沢山の人が理解し、自分の臓器提供の意思表示を示してくれる世の中になってもらう事を願っています。
もちろん、自身が移植を受けない限り生きられないから、この切実な問題に目をむける事ができるのであって、もし健全な身体であったら、関心を持ってなかったかもしれません。
また、臓器提供の意思表示はしていなかったかもしれません。
しかし、今こういう身になってしまったからこそではありますが、私自身もこの悪い心臓以外で使える臓器があればありがたく提供させていただこうと、移植ネットワークに臓器提供の意思表示を登録しています。
人気生きている限り、常に死と隣合わせの中にいるということ、健全に生きている間は、中々
自身の死後を見つめることは難しいと思います。
でも、私を含めどんな状態状況な人もいつ死が訪れるかは、誰一人としてわかりません。
だからこそ、万一に備えて臓器提供の意思表示だけでも示してもらえたら嬉しいのです。
決して臓器提供をすることを求めているわけではありません。
人の死が尊厳されているからこそ、臓器提供の意思表示というものが存在していると思っています。
私は昔から世の為、人がの為、役立つ莉な人間になるようにと教わって、今日まで生きてきました。
だからこそ、自身が脳死してしまったらありがたく、提供させていただこうという気持ちになっています。命のリレーというのでしょうか、バトンタッチするが、自身は生き続けられると思っています。
そして、新しく生まれ変わる時には次には健全な身体で生まれ変わるという神様からのプレゼントがいただけると信じて意思表示させてまもらっています。もちろん臓器提供はしたくない方が居てもいいのです。もし、脳死してしまったら自身の身体は自身ではっきりどうするか意思表示してもらいたい。
まずはそこからの理解と協力を呼びかけることが本当の移植医療の在り方だと思っています。
医療技術と並行して臓器の受容と供給の差がなくなるといった、いわゆるドナーとレシピエントの割合が釣り合うような社会になることを切に願っています。
今日はこんな記事でしたが、決して体調が良いわけではなく、必死で打ちました。
昨日送られて来た仲間からのニュース記事があまりに鮮明に映ったので。
では読んでいただき、
ありがとうございました。