トロンボーンの7ポジが苦手、ギリギリな人 | アレクサンダー・テクニーク for Trumpet           ~トランペットを誰もが楽しめる楽器に~

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勉強中であるアレクサンダー・テクニークについてと、それをトランペット演奏に活かすアイディア等を書いています。

アレクサンダー・テクニーク教師養成コース在籍。千葉県在住。
ツイッターもやっています。@toku_tp

今日はTbスライドの動きについて

ピストンやロータリーと違い、スライド操作は腕の長さがハンデとなる場合が度々あるようです。スライド操作、特に7ポジに苦手意識を持ってる人もいるのではないでしょうか。


そこでまず、トロンボーンを持たずに同じような動きの練習を書いてみます。
右手を前に出し、手を顔に近づける、離す、近づける・・・これがスライド操作をしている時の腕の動きなんだそうです。今は暑い季節なので、手に冷たいタオルを乗せたとイメージして「手のひらのタオルが顔にくる、離れる」とやってみるとよりスムーズに行えるかもしれません。


なんとなく腕の動きが分かりかけてきたでしょうか?
その時、腕は?ひじは?肩や鎖骨、肩甲骨の動きは?これらに注意してみると、楽器を吹いている時には気付かなかった腕の動きの可能性に気付けるかもしれません。



それでは楽器を持って。
冷たいタオルでなく指先を遠くにもっていく、すると腕がそれについていき、股関節も身体をひねるように動きながらついていきます。


また、スライドは真っ直ぐ動かすものですが、「腕も真っ直ぐに伸ばさないといけない」と強く思ってる人がいるかもしれません。それだと無意識のうちに腕の動きに制限をかけてしまうかも・・・?

腕を伸ばし切るには「腕を真っ直ぐ!」よりも「左斜め前に伸ばしても良い」と思ってみると・・・どうでしょ、いつもよりスムーズでしょうか?


最近の研究では、雨の日に傘を刺すと傘も体の一部と脳が認識しているようです。先程指先を~と書きましたが、スライドのウォーターキイを遠くに持っていく、とやると更に良い結果が出るかもしれません。


僕はトロンボーン吹きではないので違いに気づき難いのですが普段からトロンボーンを吹かれている方は、何か違いに気付けるかもしれません。

もし良い結果が出たという方いましたら、コメントなりで報告頂けると嬉しいです。


ではでは