日高晤郎さん逝く | 南雀日記

南雀日記

「南雀」ことピアニスト徳川眞弓の日常をつづります。

昨日朝、札幌STVのパーソナリティ日高晤郎さんが亡くなりました。
とても明るくヴァイタリティあふれるお人柄で、そんな方が急逝するなんて信じられない気持ちです。

 

晤郎さんは78年にSTVラジオで番組を担当して以来、40年に渡って同局の看板パーソナリティとして活躍。
83年に始まった「ウイークエンドバラエティ日高晤郎ショー」は今年まで35年、毎土曜日9時間もの生放送を続けていらっしゃいました。
私も3度ほど番組にお邪魔し、STV開局50周年の折には生演奏もさせていただきました。

 

 

 

晤郎さんは一見軽妙で忌憚のないお話しぶりの中に、温かさと深さが感じられる不思議な術を持っておられました。
ゲストへの心遣い、アシスタントやスタッフさんへの愛情たっぷりの弄り、笑いと涙…、いつも会場はどっぷりと「晤郎ワールド」。
読書量も半端ではなく他のテレビ番組のチェックをなさったりと大変お勉強熱心で、だからこそ毎土曜日9時間生放送を35年間も続けてこられたのだと思います。

 

74年間走り続け、駆け抜けていった晤郎さん。
お疲れさまでした。

そして素敵な思い出をありがとうございました。
どうぞゆっくり休んでください。