1月5日、運転免許証の更新に行ってきました。

 

事前に認知機能検査を無事に終え、通知書を受領。

さらに実車による技能検査講習も受講し、高齢者講習修了証明書も手元にそろえ、あとは更新手続きのみという状態です。

 

最近は高齢ドライバーによる事故が多発しており、我が国も後期高齢者の事故対策として、事前チェックを義務付ける方向に本腰を入れているのだと、あらためて実感しました。

 

ところで マイナ免許証、どうする?

 

今回の更新から、**マイナンバーカードと一体化した「マイナ免許証」**が取得できるようになりました。

 

私はというと、「どうせなら…」と免許証2枚持ちを選択したいところです。

 

費用は 通常の免許証のみ:2,850円 免許証+マイナ免許証:2,950円 わずか100円の差です。

それなら取っておこう、と思ったわけです。

 

ところが受付で、係のおじさんから思いがけない一言。

 

「高齢者の方には、あまりメリットはありませんよ」

 

え? マイナ免許証のメリットって?

 

聞けば、マイナ免許証の最大の利点は、更新時に スマホやパソコンで講習が受けられる

オンライン講習修了後、警察署では 視力検査・聴覚検査のみで免許証が受け取れる

 

という点だそうです。

 

……なるほど。便利です。

 

しかし。高齢者の場合は、認知機能検査 実車技能検査 といった必須プロセスが更新前に控えています。

 

そのため、オンライン講習のメリットを実質的に享受できない、というわけです。

 

国家の政策として、「これからはマイナ免許証をどんどん進めるのだろう」と思っていたのですが、少なくとも高齢者にとっては逆でした。

 

それでも、もの好きな私は、「ここはあえて、強引にマイナ免許証にこだわっても良かったかな」

 

などと、少し思ったりもします。

 

考えてみれば、税理士会でも第6世代税理士用電子証明書とマイナンバーカードの利用を積極的に進めています。

 

制度としては合理的でも、実務や年齢層によって「本当にメリットがあるか」は別問題ですよね 

税理士会は 年齢によって 差別をしていません

 

免許証の更新手続き一つ取っても、制度と現場のギャップを感じた一日でした。

 

 

安西節雄

 

ニュースで常々報道され、注意喚起を促され

被害者の被害金額にびっくりしていたところですが

先日こんなメールが飛び込んできました

 

『組織犯罪対策部:あなたはマネーロンダリングの疑いがあります。保釈金として●万を下記の口座にお振り込みください。捜査終了後、保釈金は返金されます。2025年●月●日までに送金しない場合は資産は凍結され、あなたは逮捕されます。

受取银行: 三菱UFJ银行
支店番号:○○支店
受取人名:個人名義
口座番号:○○』

 

リアルであり、ビックリです

振込期限が土曜日だったり

振込先が警察等ではなく個人名だったり

年末にボーナスが出ない私は、もちろん振込資金もなく

所沢警察に情報提供

だれでも被害者になりうる現代社会にこわさと今一度の注意力をと

感じました

 

     12月11日担当 大倉佳子

12月に入り、会計事務所は毎年恒例の 年末調整の資料集め に大忙しです。

お客様のところへ伺うと、だいたい決まって聞かれるのが、「今年の年末調整って、何か変わったの?」

 

これがまた、現場ではすぐに回答しづらい質問でして……。その場でパッと説明できればいいのですが、改正が入った年は特に複雑で、「あとで電話しますね」と言って帰ることもしばしばです。

 

◆令和7年の年末調整は“基礎控除の変動”がポイント

今年の注目ポイントは 所得税の基礎控除の改正です。

 

措置法41条の16の2により、基礎控除額は一律58万円ではなく、58万円+(所得に応じて 37万円/30万円/10万円/5 万円のいずれかを加算)という、いわば“変動式”になります。

 

「基礎控除=みんな同じ金額」という従来の感覚では説明が追いつかず、現場での混乱が予想されます。

 

◆給与所得控除も変更に

もうひとつ大きいのが 給与所得控除の最低保証額の引き上げ。

 

これまで:55万円  令和7年度:給与収入190万円以下の人は 65万円に変更されました

 

対象者は限定的ですが、パート・アルバイトの従業員が多い企業では影響があります。

 

◆新設:特定親族特別控除

さらに新しい控除が登場します。

 

特定親族特別控除(19歳〜23歳未満で所得58万円超〜123万円以下)が 特定親族の合計所得金額に応じて特別控除額が63万円から3万円の控除を受けられます

 

大学生のお子さんがアルバイトをしているケースなどで該当する可能性があり、これまた説明が必要な項目です。

◆年末調整での“いつもの問題”で思うこと

①毎年思うのですが、年末調整は 年内最後の給与支払日 に行うため、その時点では配偶者や扶養親族の源泉徴収票がまだ届いていないことがほとんど。

 

だから、扶養控除申告書の記入 → 概算で書くしかないという状態になります。

 

その結果……よく起こることとして

 

翌年5月頃、市役所から「訂正のお願い」が届く また税務署から扶養控除の見直しについての書面が届きます

 

先日 税務署から 令和5年分について配偶者控除の見直し通知が届きましたが 令和6年度に離婚しているために確認が取れません。

 

②年金受給者の場合の社会保険料控除

特別徴収された介護保険料や後期高齢者医療保険料を年末調整で控除することができるために 確認しなければなりません

 

これは曲者で 源泉徴収票には 特別徴収された社会保険料の金額は分けて記入されないために確定申告するときに社会保険料が二重に控除される恐れがあります

 税理士として最もヒヤッとする瞬間です。

 

◆個人的な提案:ここに1行あれば救われるのに…

毎年のように思うのですが、年末調整の源泉徴収票に年金受給者の「社会保険料(特別徴収分)」の記入欄をつけてほしい

現場の声として、ぜひ国税庁に届いてほしいところです。

 

税務の仕事は年末に向けてさらに忙しくなりますが、体調に気をつけて乗り切りたいところです

 

 

安西節雄

 

 

今や誰もが一度は使ったことはあると思われます「ChatGPT」。

 

わたしは基本的には質問→回答で使っていましたが、高校2年生の娘が「学習モード」というもので物理の勉強をしていました。

答えを単に教えてもらうのでなく、まるで家庭教師とのやりとりを行っているように

進んで行くのです。

 

まず学年や科目、単元を入力するそうです。

その単元の説明が行われ、その後「この問題を解いて送って下さい」と問題を出されます。答えを送ると「正解です」と採点され、さらに解説もしてもらえて次のステップへの学習が始まります。

 

内容を見せてもらいましたが、向こう側に「先生」がいるのかしら?とびっくり。

まだ完璧なツールではないそうですが、これが進化したら塾や有名な学習ツールは不要になってしまうのでは??

 

解答丸写しは本人の身にならないですが、この方法での勉強は親としても安心です。

他にどんな学習が出来るのかと調べてみたところ、数学やプログラミング、英検、TOEIC、ビジネスで必要なスキルアップなどあるようです。

 

ということは簿記もあるのでしょうか・・・

 

鈴木元代

健康に留意していますか

コロナ禍といわれた数年前に楽しかった強制的運動=ジムでの運動を

ストップしてから

人間ドックの度に「運動考えています」と書いていたものの

今年はついに書かず

体重は変わらずしも、なんとなくきついところが発生しているのは

「筋肉」→「脂肪」と置き換えが進んでいるから

 

税理士業務上のシステムだったり、税法だったり、AI化だったり

置き換えが順調に進んでいいものと

置き換えストップのものがある

さてさて

 

週末に思い立って新種のワインを見に山梨へ

勝沼は、大小の自社ワイン製造販売店がたくさんあり

天候にも恵まれ、ワインセラー等を巡る人があちこちに

試飲しつつ、歩いて酔いを覚まして次にのコースに多くの人が

初めましてのワイン製造販売店にて

50年以上前からのその年のワイン(熟成)が展示されていて

1本11万円とかあったりして

もっとお高いものも

こちらは年を重ねていいものですよね

 

リーズナブルな新酒で満足しました

 

                 11月6日担当 大倉佳子

10月25日、26日に開催されました市民フェスティバル。

今年は広報部として前日からお菓子の買い出しなど張り切って準備しました。

ただご存じの通りあいにくの天気で来場された方も少なく公園内も寂しく感じました。

そんな中でもご協力いただきました先生方のおかげで、来場いただいた方に「税金クイズ」に参加していただき、準備した風船、お菓子もすべて配り終えました。

 

 

昨年大人気だった「にちぜいくん」は雨に弱いので土曜日しか登場できず残念・・・

その代わりシールを配ってアピールしました。

少しでも認知してもらえると良いですね。

 

鈴木 元代

10月7日に、「第六世代税理士認証カード」がようやく私のもとに届きました。

早速、案内に従って管理ツールをインストールし、オンラインで申し込みを完了。

あとは新しい電子証明書が送られてくるのを待つだけ――のはずでした。

ところが、いつまで経っても電子証明書が届かない。

「おかしいな?」と思っていた矢先、突然「リモート署名登録のお願い」という通知が届きました。

どうやら、電子証明書の発行審査自体は終わっていたものの、リモート署名登録をしていなかったようです。

私はてっきり「第六世代のカードが届いてから登録するもの」と思い込んでいたのですが、

そうではなかったんですね。

通知には「12月7日までに登録しないと申込は取り消し」とあり、慌てて税理士連合会に問い合わせて 何とかリモート署名登録を完了しました。

さて次は、マイナンバーカード利用登録の手続きに入ろうと画面を切り替えました。

ところが、ここで新たなトラブルが発生しました。

マイナンバーカード登録に必要な6桁以上のパスワードをどうしても思い出せないのです! 4桁の暗証番号は覚えているのに・・・

仕方なく、入間市役所まで足を運び、パスワードを再発行してもらうことになりました。

これも何とか無事完了しました。

「やっと一段落」と思ったのも束の間、今度は利用届け出を税務署と入間市役所に提出し、証明書の差し替え登録をしなければならないことが判明しました。

こちらもようやく、すべての手続きを終えることができました。

いやはや、今回の第六世代への移行はなかなかの長旅でした。

まだ登録がお済みでない先生方、お早めに手続きされることを強くおすすめします。

想像以上に手順が多く、思わぬ落とし穴が潜んでいます。

IT化が進むのは致し方ないことですが、慣れない手続きはなかなか骨が折れます。

これも時代の流れと従うしかありませんね。

後期高齢者の私ですが 新しい仕組みを使いこなせるよう、少しずつアップデートしていこうと思っています。

 

 

安西節雄

 

令和2年の道路交通法改正により、運転免許の更新時に75歳以上となるドライバーは「認知機能検査」を受けることが義務化されました。

先日、私もついにこの検査を受けてきましたので、その体験を少しだけ共有したいと思います。

 

まずは予習からと思い

警察庁のホームページには、認知機能検査で使われる4種類(A〜D)のイラストパターンが掲載されています。

「これは覚えておいた方が良いな」と思い、しっかり暗記して会場に向かいました。

 

会場の雰囲気について 受検者はやはり75歳以上の方ばかり。

私以外はほとんど私服で、背広姿はどうやら私だけ。

無職の方も多い印象で、会場全体が少し静かな空気に包まれていました。

まるで元・倉庫か資材置き場を急ごしらえで検査会場にしたような、簡素な部屋でした。装飾もなく、白い蛍光灯が冷たく光る殺風景な空間です。

 

壁際には、5つの小さな机と椅子が等間隔に並べられており、それぞれの席にはタブレット端末と小さなヘッドホンが置かれていました。

椅子も仮設風で、学校の視力検査か採用試験か──そんな無機質な雰囲気。

 

支払いトラブルもちらほらと。

手数料は現金では支払えず、Suicaやクレジットカードのみ対応と案内に書かれていました。

ところが、カードもスマホ決済も持っていない方もいて、係員の方が対応に追われていました。

 

私はというと、すべてスマホに入れて準備万端…のはずでしたが、警察署内では電波が弱くSuicaが開かない!

結局、スマホに登録していたクレジットカードのタッチ決済でなんとか支払い完了。

高齢者だけでなく、デジタル社会の「落とし穴」も痛感しました。

 

検査内容と自分の実感について

 

検査そのものは淡々と進みますが、

「最近、高齢ドライバーの事故が多い」とニュースで目にするたびに背筋が伸びます。

 

運転していると、以前より集中力が落ちた気がする

判断がワンテンポ遅れる時があるそんな自覚も、正直あります。

 

今は車の安全装備(セーフティプラス、自動ブレーキなど)に助けられる場面も増え、

「いつか本当に自動運転の時代が来てくれたら…」と密かに期待しています。

 

おわりに

認知機能検査というと構えてしまいがちですが、

「これからも安全に運転を続けるための節目」だと感じました。

免許更新のため、というだけでなく、

自分の運転と向き合うきっかけとして大切な時間だったと思います。

 

 

安西節雄

あの名作ミュージカル『エリザベート』を観劇してきました。

いつもの帝国劇場は改修工事中。今回は渋谷の東急シアターオーヴでの上演です。

 

 

開演前から渋谷は“熱狂”の渦

 

開演の1時間前に到着したにもかかわらず、すでに劇場前は大勢の人・人・人。

なんでも、当日出演者のキャスト写真を撮るためだけに集まった人たちも多いのだとか。

チケットを持っていないファンまでがカメラを構え、まるでコンサート会場のような熱気。

 

劇場ロビーでは、ポスター前で記念撮影をする人たちの長い列。

プログラム販売コーナーにも行列ができ、スタッフの声が響く。

幕が上がる前から、あたりはワクワクとソワソワで満ちていました。

まさに「日本一チケットが取れないミュージカル」の名にふさわしい光景です。

 

実はこのチケット、井上芳雄ファンクラブに入っている顧問先の奥様が取ってくれたものです。

抽選の難易度を考えると、まさに“奇跡の一枚”でした。

感謝の気持ちを胸に、席に着いた瞬間、心の中でつぶやきました。

 

「行くぜ ルキーニ 頼むよ、ルキーニ。案内を始めてくれ。」

 

物語は1853年から──日本ではペリー来航の頃

 

舞台はオーストリア帝国、1853年。

日本ではペリーが来航した年にあたりますね。

ヨーロッパの華やかさと、時代のうねり。

その中で生きた“美しき皇后エリザベート”の波乱の人生が幕を開けます。

 

豪華キャスト、輝く個性

エリザベート役は元宝塚トップスター・明日海りおさんです。

今回、このエリザベートカンパニーへの初参加とは思えないほどの存在感。

透明感の中に、皇后としての気高さと孤独を感じさせる見事な演技でした。

 

トート(死の帝王)は井上芳雄。

年を重ね、ますます円熟味を増した歌声と演技で、観客を完全に支配。

彼が微笑むだけで、会場全体の空気が変わる――そんな圧を感じます。

 

そしてゾフィー役には涼風真世。

母としての威厳と執念、その一言一言が鋭く、深く突き刺さります。

まさに“凄みを増した”という表現がぴったりでした。

 

カーテンコールが終わっても、なかなか拍手は止まらない。

劇場を出る人々の顔には、まだ物語の余韻が残っているようでした。

 

エレベーターの前には長い列が。

その列に並びながら、気づけば私はうっかり「闇が広がる」をハミングしていた。

まるでまだ、舞台の中にいるような気分が抜けません。

 

渋谷の雑踏の中でも、耳の奥にはあのメロディが残っていました。

 

 

安西節雄

 

 

 

 

 

 

 今週から放映が始まった日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系・毎週日曜21時~)。

競馬の世界を舞台に、夢を追い続ける大人たちの姿を描いた作品ということで、一競馬ファンとして放送を楽しみにしていました。

さらに主人公・栗須栄治(妻夫木聡)は、ミドルエイジ・クライシスに悩む税理士。

職業が同じということもあり、ドラマの中のセリフが心に刺さりました。

 

「数字を追うだけが税理士の仕事じゃない。世の中を学び、人を学び、いつか誰かに感謝される仕事をしなさい」

 

亡き父(同じく税理士)のこの言葉を、栗須は挫折の只中で思い出します。
また、事業家の山王(佐藤浩市)から投げかけられた「数字、数字、数字、目の前ばっかり目凝らしてさ、少しも先のことが見れてないんじゃないか」というセリフも印象的でした。

栗須は、赤字の競走馬事業の撤退を促すため財務調査を行います。

経済合理的には撤退が正しい。

けれど、それは命ある競走馬を「処分する」ことにもつながる——。

生き物や人の思いにどう向き合うかを問われ、彼は数字からでは読み取れない競走馬に対する情熱や歴史、積み重ねられた価値を知っていきます。

 

専門家として情に流されて判断するのは避けるべきですが、数字の背景にある人や物語に想像力を働かせることは、仕事をする上で欠かせない姿勢ではないかと思います。
合理的であることと、人の思いに寄り添うことは必ずしも相反しません。

数字の向こうにある現実を見つめ、経営者とともに未来を考えられる——そんな仕事をしていきたいと、ドラマを通して改めて感じました。

 

鈴木雅也