行ってきました。
「東急シアターオーブ」で開催された、シルヴェスター・リーヴァイ80歳記念、2日限りのスペシャルコンサート。
偶然にもチケットが取れたのです。
これはもう、ご縁としか言いようがありません。
これまで数々の名作を生み出してきたリーヴァイ作品。
今回のプログラムも、ため息が出るほど豪華でした。
『エリザベート』
『モーツァルト!』
『レベッカ』
『マリー・アントワネット』
『レディ・ベス』
『王家の紋章』
どれも、日本人の心をくすぐる旋律ばかり。
一曲流れるたびに、その作品を観劇した日の記憶がよみがえります。
前回の2012年、東京国際フォーラムでのガラコンサート。
DVDは今でも私の宝物です。
けれど、あの時は劇場で体感することができなかった。
だからこそ、今回のこの機会は、なおさら特別でした。
会場は、いつものように開演を待つ観客で賑わっています。
楽しそうに会話を弾ませる人。
コーヒー片手に渋谷の街を静かに眺める人。
パンフレットの購入列。
キャラクターグッズを求める列。
みんな、とても穏やかな表情。
好きな作品に囲まれる時間を待つ人たちの顔は、本当に幸せそうです。
午後1時に始まった公演。気がつけば終演はなんと午後5時。
押して押して、夜公演の時間に近づくほどの熱量でした。
そして何より印象的だったのは、リーヴァイさんご本人。
80歳とは思えないほどお元気で、ユーモアを交えながら感謝の気持ちを語ってくださいました。
その姿を見ているだけで、胸がいっぱいになります。
音楽は、人の人生に寄り添うものなのだと、あらためて感じました。
劇場を出る頃には、ただただ、しあわせな気持ち。
あの空間にいられたこと。 あの時間を共有できたこと。
忘れられない、宝物の一日になりました。
安西節雄




