この赤い表示が、専用軌道と併用軌道の境目を明示しているようです。三条通の車列が凄い事になっています。
太秦交差点に到達と同時に、併用軌道区間に突入。画面左側に見えるのが、広隆寺の山門です。
立派な構えの山門ですね。広隆寺は、聖徳太子を本尊とする寺で、創建は大化の改新(元号が出来る前)以前の西暦603年もしくは622年頃で、現在地とは異なる場所で開かれたらしいです。この場所に移って来たのは、平安京が成立してからになったようです。
中国からの渡来人の一族、秦氏が創建に関わっています。
様々な要素が絡み合って、この付近が併用軌道になっている事が想像できます。
踏切を設置すれば、回遊性が失われて、大渋滞になってしまうでしょうし。
嵐山行電車がゆっくりと通過して行きます。