新たな相棒にGIVIボックスを取り付けて、初ツーリングに行ってきました。

田舎道から峠道、自動車専用道路を含めてトータル160kmほど走りました。今回は慣らし運転も兼ねているので、スロットルは終始控え目に開けています。

まず田舎道が抜群に楽しい。路面があまり良くなく、舗装がヒビ割れたり窪んでいる箇所もありましたが、サスペンションが上品に段差をいなしますので、不快ではありません。また、純正オプションのフラットシートもモチモチとした弾力があり、座り心地も上々。田んぼを眺めながらトコトコ走ると気持ちいいのなんの。癒やし系バイクです。

峠道も意外と楽しめました。フロント19インチでしかもサスペンションストロークが長いので、峠道向きではないかなと思ったのですが、倒し込みが思いの外軽く、コーナリング中はギャップを拾ってもドカっと来ないので、攻めるような走りをしなければ、特に変なクセもなく、あっさりと峠を通過していました。ただし、ブレーキの効きは穏やかなタイプですし、トラクションをかけるとサスペンションの沈みが大きいと思うので、攻めたコーナリングには向かないんじゃないかと思います。そういうバイクではないですね。

エンジンパワーは必要十分+αといったところです。公道においてパワー不足は感じることはありませんし、半分以上の余力は常に残っている感じですが、大型らしいドッカン加速もしない、そんなところです。

手に余るようなパワーはないけど、回さなくても十分に走れる、丁度いいところを的確に突いた、そんな印象でした。結果的にそれが気楽さにつながる、尖ってないけど不足もない。

若い頃ならつまらないと感じたと思いますが、中年である今、なんとも付き合いやすい相棒に出会いました。

ついでに、燃費は32km/Lでした。ありがたや…