「椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常」は2023年に開催された、
椎名林檎のツアータイトルです。
私もチケットを申し込んだんですが、外れたライブですね(う)。
・・・で、後日、同タイトルで映像商品も発売されるのですが、
そちらはほったらかしに。
やや気持ちが削げ気味になっていたというか。
それが、今年発売されたアルバム「放生会」を聴いて、
録音に参加していたバンドに興味が湧いたところ、
そのツアーのバンドもそうだったと知り、遅れて入手すると。
う~ん、この感じ、2回目。
1回目は東京事変のアルバム「スポーツ」と映像商品「ウルトラC」の時。
その時も、しばらく林檎ちゃんから疎遠になっていた時期だったところ、
遅れて聴いて、今じゃ、
東京事変のベストに思っている作品になっているっていうね。
(妙な話、どうも私は、
林檎ちゃんとはそういう「めぐりあわせ」のような・・・。)
ともあれ、改めて本作を見るに、
順番としては、アルバム作成に至るプロセスとして、
やっぱり「放生会」の前に見てしかるべき内容だったかなぁと。
そして、今後も活動の主軸もこのバンドでいいんじゃないかななんて、
思うに至っている次第。※
・・・って、これまでのライブのバンドメンバーでも何度か、
そう思うことがあったものの、継続的に活動することにはならなかったんだっけ。
なので、そこは期待薄に思っていたりも(む)。
※
「走れゎナンバー」のグルーヴもいいし、
「酒と下戸」はむしろ中間部のほうが印象的になっていたり、
ここにきて「意識」がハイパーな曲になっていたり、
「緑酒~NIPPON」の盛り上がりからの、
ラスト「ありあまる富」がまた、感動的だったり。