エリオット・ジグムンドといえば、一時期、
ビル・エヴァンスのピアノトリオのメンバーだった、
ジャズドラマーですね。
(マーティ・モレルの後、ジョー・ラバーベラの前。)
2、3年ぐらいだけだったのかな。
エヴァンスと一緒にやってたのは。
ただ、その時期、印象的な録音が何枚かあるんですよね。
「YOU MUST BELIEVE IN SPRING」(1977)とか、
トゥーツ・シールマンスとの共演盤「AFFINTY」(1979)とか。
とはいえ、エヴァンスとの丁々発止のプレイが
聴きどころのドラマーというわけではないかと。
そんなに押しも色も強くないプレイヤーというか、
あくまで主役はエヴァンスの、控えめな存在というか。
むしろ、それが結果的にそれまでのピアノトリオとは違う色になって、
先述の名盤を生んだのかもっていうね。
まあ、そんなこんなで、
スタジオミュージシャンの人みたいな感覚だったりして、
エヴァンス以外の仕事は、
私もよく知らないままの人だったりするんだけど(う)。
(多分、他にもあれこれ、録音はあるんだろうけど(む)。)