斉藤和義というと、口ずさみたくなるような親しみやすいメロディの作品もあれば、
(歌おうとすると結構、難しいんだけど。)
エレキにアコギに、ギターをガチャガチャ響かせる作品もあって、
それぞれ別タイプの作品ながら、
それぞれに魅力を感じるというのが私のイメージだったりするんですけど、
「虹」はその両方を引っ付けたみたいな作品ですね。
もはやサンバのごときリズムをガチャガチャとギターがかき鳴らす中、
ポップで愛しさを感じるメロディが綴られた一曲。
でも、これが良いんですよね。
どっちの魅力が削られることもなく、
1+1が2になっているどころか、
1+1が3にも4にもなって感じられるというか。
なかなかそうはいかないもんなんですけどね。
ちなみにこの曲って2007年の曲で、シングルにもなっていたんだとか。
う~ん、当時、私は聴いた覚えがない(う)。
どうしてだろ。
2006年に新ナニサリで斉藤和義を見て一目置いていたのは覚えているんですけど。
あ、そうだ、母が2回目の脳出血で入院した年だ。
あれこれ余裕がなくなっていたってことなのかな。
ブログを見返しても、下半期はだんだん更新しなくなっていたみたいだし。
まあ、そういう時期は、「虹」に限らず、「月」も「花」も、
目に入らなくなっちゃうていうのも、当然のことかと・・・(む)。
(仕方ないよね。人生いろいろあるよ。)
「虹」(2007)