「DETOUR」は、シンディ・ローパーが2016年に発売した、
カントリーのカバー・アルバムです。
目下の最新フルアルバムでもあるのかな。
それにしても、収録曲のオリジナルはあんまり知らない私(む)。
知っていたのは「THE END OF THE WORLD」ぐらいかも。
カーペンターズが歌っていたんでしたっけ。
でも、話によると、シンディが子供の頃、
身近に流れていた曲がメインなんだそうで、
これまた、いかにアメリカと日本で文化風俗が違うかっていうのを知るお話だなぁと。
(日本のテレビやラジオから流れてくる曲では、まずないですよね。)
ともあれ、内容的には、リズムものはやっぱりのん気な印象でしょうか。
すっとこすっとこしたノリというか。
一方、スローな曲は、カントリーっちゃカントリーなんでしょうけど、
全然、普通のポップスとして成立しているように思います。
そんな意識なく、シンディのいい声が楽しめるというか。
・・・って、それもシンディの声だから、
ポップス感の方が強まっていると言えば、そうなのかな。
う~ん、鶏が先かタマゴが先かみたいな話になっておりますが、
ひとまず、個人的にはそのあたりを聴きどころに楽しませてもらっている1枚です。
「DETOUR」(2016)
「DETOUR」っていうのは、「回り道」とか、
「遠回り」って意味なんだそうです。