フライトシミュレーター・あるある編


むかし、日本航空さんのフライトシミュレーターのメンテナンス業務で、地上教官からフライトログブックに書かれる又は口頭で、スコーク(SQUAWK)を出すルールになっていて、このスコーク=クレームの中で、不意に思い出したものが、クラブアングル(crab angle)とする。


筆者は屋内電気等の弱電出身、工業高校卒なため、航空に関してはズブの素人であり、ネット検索もほぼ無い時代で、トホホな気持ちになった。


このクラブアングルは、ネット検索を加味してわかったことは、ジェット旅客機が横風着陸の際に、又は、不測の事態・マルファンクションの一つ、ワン・エンジン・フェイル( one engine fail malfunction)を投入した際に、機首がヨー(YAW)の方角に振られるというか、滑走路に対してセンターをキープする様にラダーペダルを使い、垂直尾翼に角度をつけて飛行する、風に吹かれた風見鶏を思い出してくれればわかる筈なのだ。


ちなみに、crab とは、蟹・カニのことであり、横歩きをして斜めに進むことから、この名前がついたとか、つかないとか。


ふむ、蘊蓄・うんちくも、ありか!


以上