初めまして＆いつもましての奥様方へ
ご訪問ありがとうございます。
こちらはほんのり帰国子女風農業志望男子の通信制高校進学後の日常を綴る呑気なブログです。良かったらお茶🫖のお供にどうぞ。得はしないかもだけどたぶんそんなに損もさせません。
主な登場人物
社長
中学全期間、頑なに自宅警備を全うした
某通信制高校新一年生。幼少期英語圏に
住んで以来メイン言語がなぜか英語。
夢はレモン農家。欲しい物は免許と軽トラ
秘書
社長の母。怠惰なアラフィフ主婦兼
オンラインリンパケア講師。
ワンオペ育児歴9年目に突入。
会長
社長の父。仕事もプライベートもゲーム
一色な単身赴任中のフィフ。高校時代、アントニオ猪木＆倍賞美津子夫妻（当時）の娘と友達だったことがある。
奥様、モーニン。
おはようございます。
突然ですが本日の秘書上空はこんなかんじ。
底が見えない下り坂46
春の気圧は乱高下。
ついでに気温も乱高下。
昨日は上着なしでもいいくらいの
穏やかなポカポカ気候だったのに
それなのに。
おかげをもちまして、ここんとこ
起き抜けにセルフリンパケアで
自律神経の機嫌をとるのが日常化。
おーよしよしよし。頭痛いね可哀想に。
それはさておき、
本日は引きこもりから脱皮する子に
まつわるお話。
社長、去年まで家の外に出ない生活を
三年続けていたために自分で買い物する
という機会ももちろんなかった。
彼が欲しいものといえば、ダウンロードで
購入できるオンラインゲームコンテンツのみ。
あとはたまにネットで取り寄せる漫画の類。
よって欲しいものがあるときは
いちいち秘書＆会長による承認制。
とはいえ、元々物欲の少ない社長なので
ごく稀に欲しいといってくるものに関しては
購入を拒んだ記憶がない。
その際の支払いはカードなので
社長は購入代金こそ知ってはいても
現金支払いを自らしたこともない。
が、ここへきて急激に外出が増え
ボランティアへ向かう道中に
ちょっとした食べ物を買うなどの
機会もようやく訪れるように。
これから公共交通機関でまあまあ遠方の
通信制高校へ通学を開始するにあたって
ますますそのような親の知らない買い物の
機会が訪れると思われ。
そんなわけで、
会長＆秘書の家庭内会議緊急招集。
議題は「お小遣い制導入について」
会長案
1️⃣社長の小遣いを2024年4月より
毎月5000円と定め、１日に支給する。
2️⃣
・通学に必要な交通費
・生活に必要な衣類、靴、鞄など
・登校日の昼食代
は、別途支給とする
要するに、これまで親が買っていた
オンラインゲームコンテンツ代や
気まぐれな少額支出は自分で出してね方式。
何を今さらと笑うなかれ。
我が家においては正真正銘親も子も初体験。
節子、
家から出ないということはそういうことや。
店にも寄らん、物も自分では買わん、
親から与えられたものだけで全ての
生活をコンプリートしてしまうんや。
今の社長は、初めてお金を持たされた
小学一年生と同等の金融リテラシーしか
持ってない可能性がある。そしたらな、
１５歳にしてそこから始める息子を
生暖かく見守る新業務が秘書に発生する。
平たく言って地獄や。
気の毒すぎてかける言葉もない。
な、悪いことは言わん。
節子はなるべくそんな社会と隔絶した
引きこもりにはなったらあかんよ。
理由は、兄ちゃんが大変やからや。
秘書の脳内清太さんが真顔で節子に
言い聞かせている間も
「18000円のハイキャパ（モデルガン）を
手に入れるまで四か月か、、、」などと
さっそく皮算用中の社長を薄目で眺める
ことしかできない、マネーリテラシーって
なんだっけなんだっけ秘書であります。