社長と秘書と親子面接 その3 | 通信制高校へ行こう

通信制高校へ行こう

小学校、今日も休みます。→中学校、やっぱり休みます。の続編。
2013年〜家族でカナダ。
帰国後、日本の公立小中に全然馴染めず我が道を開拓中の息子と怠惰な母の日常。

ゆるふわリンパケア
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スター初めましての皆様へスター

中学入学後の5月から

家から一歩もでない
自宅警備員を貫いて二年半
ようやく再び
外の世界をチラ見し始めた
厨二な中三息子の栄光の?軌跡
をそろそろ綴れるか
よだれはてなマーク

そんな秘書の日々の生活や

ゆるゆるお気楽リンパケア
社長の謎行動について書きつづる
のんきなブログだよ昇天

はじめましての奥様も
いつもましての
鬼やさしいレア奥様も
ご訪問&応援
ありがとうございます

(о´∀`о)

主な登場人物
社長(厨二な中学三年生)
秘書(妄想族のアラフィフ 社長の母)

  会長(単身赴任中のフィフ 社長の父)

その2


通された小部屋の机にはアンケート用紙が

二枚。それぞれ受験生本人と保護者用。


普段ほとんど日本語の読み書きをしない

我が家の見た目純日本人中身カナダ人社長。

まず名前を書くところからさっそく緊張。


設問1は親子とも大体同じ内容で、

•なぜこの高校を選んだか


その後は本人用に

•今までに頑張ったこと

•趣味 特技 好きなこと

•高校に入ってやってみたいこと



保護者用に

•これまでの学校での本人の様子

•子どもの長所

•高校に入って心配なこと

(学習面、生活面、対人面それぞれ)

•学校への要望


などが尋ねられていた。


秘書は自分のを書くよりも社長に

「中学、、ってどうやって書くんだっけ?」

などと初歩の初歩すぎる文字を都度聞かれ

教える業務に時間をとられすぎて学校への

要望欄を空白にしたままタイムアップ。

まあ高校に対しては、隣に座る中三だけど

永遠の厨二社長を受け入れてくれるなら

何でもいいからありがとうでしかない。


アンケートを書き終えた頃、

若くて優し気な男性の先生がにこやかに

入ってこられていざ面接スタート。


予想に違わずアンケートに書いた内容が

まんま先生からの質問として我々親子に

繰り出されるスタイルだったので一安心。

何ごとも予習って心の余裕を生むよね。


設問の中で今まで頑張ったことという

項目に「何もない」と言い張って

書かずに出した社長に

小学生で会長の命により無理矢理行かせた

水泳教室のことは?とアンケート回答時間に

何となく吹き込んでおいた秘書。


先生からその質問がされたとき、

社長がすかさず「水泳、、ですかね?」と

答えているのを横目で見ながら、急に

自分が船場吉兆の女将か元彌ママになった

気がしたよね(ほら、水泳、あったでしょ

あなた、頑張ってたよね、言いなさい)


そんな日本の全母がついやりがちな

コソコソサポートも功を奏し

社長は無事に自分のターンをクリア。


次は怠惰と妄想癖をひた隠す秘書の番。

まず学校の様子は?→

中学全部行けておりません

(適応指導教室一カ月でリタイア)

良いところは?→

何事にも自分の意見を持ってます

(たぶん先生の言うことすんなり聞きません)

心配なことは?→

学習面:日本語での設問理解

対人面:同世代とのコミュニケーション

生活面:キリがないから敢えての特になし


普通の高校の先生なら

「ヤバいのキタコレ:(;゙゚'ω゚'):」で

ガクブル必至な秘書の上記回答に

面接官の先生が全く動じないどころか

的確にこの高校で出来るサポート内容を

ひとつずつ知らせてくださるあたり

やっぱり通信制高校を選んで

間違いなかったと思うなど。


中でも今回受けた高校の先生たちは

(オンライン個別説明、学校見学、

親子面接で三人の違う先生と個別対話)

既存の学校には馴染めないお子目線で

穏やかかつハッキリと

本人が頑張ることと学校が支援することを

毎回詳しく話してくださるのが

他の通信制との違いと感じた。


ここは楽しいだけじゃない

やるべきこと頑張ることは君次第

やる気を出せばサポートはあれこれあるよ


という一貫したメッセージをどの先生からも

受け取った秘書。

お任せしたい。

秘書が幼少期から持て余しに持て余してきた

4歳で「お母さん、面白い勉強というのは

ないの?」と真顔でのたまった七面倒くさい

物事の本質にこだわるタイプの息子を。


最後にそんな学校への信頼を感じている旨

お伝えし、入学前にやるべきことなど

伺ってみた秘書。


先生いわく、

「今は学力試験のみならず検定試験の結果を

入試に加味している大学が増えているので

それも踏まえて漢字や英語の学習はオススメ」

とのこと。


さらに日本語が苦手な社長に国語の勉強に

ついてのアドバイスもくださる親切ぶり。


そして学校独自の入学準備講座がもう

年明けから始まっているので参加するよう

言われて面接は無事終了。


面接に引き続き秘書に向いてなされた

入学手続き書類の説明を聞きながら

これで社長の四月からの身の置き所が

無事確定したことをうっすら知る

肩の荷おりまくりまくりすてぃ秘書なので

ありました。(脱力)