ちがう道 | 通信制高校へ行こう

通信制高校へ行こう

小学校、今日も休みます。→中学校、やっぱり休みます。の続編。
2013年〜家族でカナダ。
帰国後、日本の公立小中に全然馴染めず我が道を開拓中の息子と怠惰な母の日常。

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冬休みに突入し、

ようやくリラックスした毎日を

過ごせるかと思いきや、

先生から渡された大量の課題とワーク。

課題の方は夏休みの工作課題と同じで

社長は完全スルー。

チラッと確認すると

読書記録や新聞作りなどが課されていた。

試しにこれどうする?と聞くも

やらないよとの即答を得る。

ですよね。

しかし、ワークブックの方は

英語含めて5教科の総復習といった内容で

一応これはやっとくか、

とつきっきりで始めてみたのは良かったが

開始早々、社長の目に涙が溢れてきた。

総復習とあって、なかなかのボリュームで

目次を見て秘書が毎日の大まかな配分を

伝えた時点で既に心が折れていたらしい。

二日目をなんとか終えたものの

溢れる涙が制御不能の社長。

そこへ実妹から別件で電話がかかり

話のついでに宿題で涙している件を

伝えてみると、

学力とは無関係な社交性と家事力で

シングル生活を生き抜いてきた彼女いわく、

泣くほど嫌なことやって太郎の身になる?
私も勉強嫌いで特に数字関係は全く
頭に入らないからなんでかなーと
子どもに聞いてみたんだけど
それは母さんが算数嫌いだからじゃない?
って言われて納得したわ
算数は最低限の計算も微妙だけど
別に生きるのに困ってないよ
他でなんとかしてきたしね
たろは頭の中にアイデア満載だから
会社員じゃなくて社長になるよ

と、言われて

あーね‥と思う姉。

程の低いダジャレを言っている場合でもないが

彼女の言うことには一理ある。

自分が学校の勉強は苦でなく

どうせこなさないといけないことなら

よく出来るようにと頑張りもしてきたタイプ

だったので、つい勉強はさせてしまうが

妹の考えはよりたろの気持ちに

近いのだろうと単純に思えた。

ちゃんと勉強しないと後で困る

というのは

お勉強の積み重ねを生きるために活用する

タイプの人の言い分であって

私自身も無意識のうちにそれをたろに

伝えてしまっていたと思う。

しかし妹のような別タイプの人からみれば

まあ困ることがないとは言わねど

致命的でも他に道がないわけでもないよ

ということになるらしい。

そうか。

たろは自分の子なので勝手に自分と同じく

勉強はやるものと思わせたかったのは

私のエゴだったのだな

と、気づきをくれた妹に感謝しつつ

涙のワークブックの扱いを

改めて考えてみることにした

思い返せば学校の勉強は好きでもなく

諦めてやっていただけの

惰性で生きる系秘書であります。