一番おいしい日本食 | 通信制高校へ行こう

通信制高校へ行こう

小学校、今日も休みます。→中学校、やっぱり休みます。の続編。
2013年〜家族でカナダ。
帰国後、日本の公立小中に全然馴染めず我が道を開拓中の息子と怠惰な母の日常。

ゆるふわリンパケア
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今週はようやく気温が平年並に上がってきたとはいえ、

 

まだ冷たい風の吹き付ける水泳教室の帰り道、

 

無駄なこととは思いつつ、偏食大魔王の息子に

 

今晩食べたいものを聞いてみた。

 

答えは鉄板の「ラーメン」である。

 

我が家の近くにラーメン屋さんがあり、そこには麺類もチャーハン餃子も

 

なんならから揚げにビールまでおいてあるのだけれど、

 

息子が所望するのはそういうお店のラーメンではなく、

 

彼が日本の食べ物で一番おいしいと豪語してやまないカップ麺である。

 

カナダから帰国後、それまで買ったことのなかった即席めんを食べさせたところ

 

「なんなの!この美味しさは!!!」と感動しまくった彼は、

 

寿司より焼肉よりカップ麺が好きな小学生男児になってしまった。

 

えーと。

 

お母さんがせっかくのカナダ環境を駆使して食材を厳選していた日々はなんだったのでしょうか。

 

食品や菓子に、ほぼほぼなんらかの美味しい食品添加物が混入している日本と違い、

 

カナダの食品には「味付けは塩だけ」的な加工食品が割と見受けられたものだ。

 

オーガニックな野菜や果物もとても良心的な価格で手に入った。

 

なので、私は乏しい知識を駆使して、息子には一応そういうものを率先して

 

与えていたのに。それなのに。

 

日本の食品会社の精鋭たちが消費者の嗜好を研究しまくって開発したであろう

 

化学調味料の味に一発でKOされた息子の舌を今更どうこうできる気はしないが

 

せめてもの抵抗の証として、生協の化学調味料無添加袋ラーメンに減農薬野菜を投入し

 

息子の要望にぎりぎりの線で抗いつつも応える毎日なのでありました。