4月7日(土)に【第5回伝えたい映画大賞】の選考がありました。
結果は、facebookでシェアされているので、
そちらを読んでもらうとして、
今回、昨年の映画作品の中で、個人的にこだわった映画があります。
それは。。。
「銀河鉄道の父」なのですが、
菅田将暉が演じる宮沢賢治の生涯と、その賢治を支える家族のお話なのですが、
一番グッとくるシーンは、家族に囲まれ宮沢賢治が息を引き取る場面。
役所広司演じる父が、賢治が手帳にメモっていた
『雨ニモ負ケズ』を朗読します....
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
......
<以下省略>
たまらず、号泣して涙と鼻水でグショグショになりながら、
こころの中で朗読してました。
(T ^ T)
若い時から、この詩は好きなのですが、
サラリーマンを降りて、地元に戻ってきてからは、
この詩のような人になることでした。
ここに出てくる人は、特別なスーパーマンでもないのだけれど、
世のため人のために何かできることを探している。
死が近い人には、怖がらなくて良いといい、
日照りの時には涙を流し、
寒さの夏はオロオロ歩く。。。などなど
つまり、ほとんど役に立っていないのです。
それでも、一生懸命に役に立とうと、東へ西へと飛び回る。
そんな宮沢賢治をこの所沢で何か始めようとした時に
モデルにしました。
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
これは、きっと自分が死ぬときまで
呟いているような気がします。
( ̄▽ ̄)
株式会社C-プロジェクト
代表 山下勝也 yama.uma.katsu@gmail.com