ファルマン通りでもなく、銀座通りでもない、旧町所沢で
古くから商店街を形成している路地裏。
所沢小学校があることから学校新道と呼ばれる道です。
個人的に、中学卒業まで同じ町内会で暮らしてきた関係で、
とても思い出深い通りなのです。
この通りには、ナショナルチェーン店もなく、
個人店が並んでいる通りになります。
その中でも、一番古くなってきたのが、本日ご紹介する
『早池峰亭』さんです。
まあ、何度も紹介してきてますが、僕の好みでここの冷やし中華が好きなので、
冷やし中華が始まると取り上げるリズムになっていました。
ここは、山下家が5世代食べていることになります。
自分を中心に置いた場合、
じいちゃん・ばあちゃん → 親父・お袋 → 僕
→ 息子 → 孫 と山下家の物語です。( ´∀`)
中は多人数用に、6人、8人可能な中華用丸テーブルがあり、
4人がけテーブルは二つ。
二人で並んで食べるテーブルが二つ。
カウンターも3席あります。
親父さんたちは仲良く、今日も3人です。
( ´∀`)
本日は、昨年惜しまれながら閉店をしてしまった盛蘭さんで、
僕がよく食べていたメニューです。
定期的に食べたくなるんですね。
レバニラ炒め単品
パリパリで、歯応えが心地良いもやしがいっぱいです。
この日は、他にも食べたいものがあったので、定食にしないで
単品です。
もう一つ食べたかったのは、
チャーハンです。
個人的な好みなのですが、僕はパラパラ系のチャーハンよりも、
少ししっとりとした濃いめの味付けのものが好きです。
こちら早池峰さんのチャーハンは僕の希望通りのもの。
もっとも、ここのチャーハンが自分の原体験のチャーハンなのかも
しれませんね。
冷やし中華は間違えなく、ここが原点で、ここの冷やし中華を
基準にして、酸っぱいだの、具がどうしただのつぶやきます。
( ̄▽ ̄)
そして、絶対必要なパートナーは、
チャーハンには必ず付いてくるスープです。
ネギがたっぷりの中華スープは好きで、
これが単独でメニューにあったとしても注文するかもしれません。
子どもの頃から、食べ方は変わっていなくて、
チャーハンを多めに入れたまま、このスープを流し込み
口の中でうまい具合に混ざらせて食べるのが今でも好きです。
( ´∀`)
この数年、町中華というブームもあって、
路地裏の中華屋さんにスポットライトを浴びるようになりました。
「早池峰」さんもそんなお店の一つです。
ただ、50年前からこのお店に通っている僕からしたら、
ブームでもなんでもないですね。
仮にブームが去っていようと、
僕の日常は変わらず、亡くなった家族を思いながら、
今では少なくなったほっこりするお店のひとつですから。
( ̄▽ ̄)
早池峰営業情報
所沢市東町7-4
04-2924-5062
営業時間 11:00~22:00
定休日 水曜日
★https://tokorozawa-navi.com/contact.html
とこなびスタッフ
〈路地裏が好き〉