2023年12月10日(日)、快晴♪^^
本日は、「トトロのふるさと基金」さんが定期的に開催している
里山歩きのイベントに参加させてもらいました。
12月なのに、里山歩きにはこれ以上にない、気温と天候です。
スタートは下山口駅前から、最終目的地は「クロスケの家」です。
集合時間に近づき、ワラワラと参加者が集合し始めました。
参加はの中には、外国の方が3人ほどいます。
ジブリ、トトロ、宮﨑監督の知名度が国際的なのがよくわかります。
( ̄▽ ̄)
本日は、歴史、地形、保全、暮らしなどのジャンルで基金の方が
フリップで解説を入れながら案内をしてくます。
所沢市内には、鎌倉街道や、その時代の痕跡が見られる箇所が、
いくつかあります。
本日はそのうちの一つをなぞる山歩きになります。
( ´∀`)
この小山は、山口のベルクの駐車場の脇にこんもりとした
土の山ですが、山口城址の土塁だそうです。
所沢で暮らして64年ですが、これを土塁として意識したのは、
この時初めてでした。あまりにも、日常すぎて見逃しがちなもの。
この下の写真は、八国山の西側に走っている鎌倉街道。
言われてみると、両サイドがこんもりと盛り上がり、
中央に道を作っているます。
ここに、当時の馬が「いざ鎌倉」とばかりに駆け抜けた
映像が僕には見えました♪^^
椿峰の遊歩道を抜けると、そのままトトロの森へ進みます。
ここで、実際に管理されている森と、人の手が入らなくなった森の
違いを説明してもらいました。
書籍などで、知識としてはわかっていても、実際に歩いて、
その空気の中で受ける講義は、そのまま体に入ってくる実感があります。
( ̄▽ ̄)
知る人ぞ知る、所沢で唯一の水田「北野の谷戸」と呼ばれる
ところにきました。
ここは、耕作放棄地であったところを、ボランティアの方たちが、
水田を復活させたものです。素晴らしいですね〜♪
人は自然を壊すだけではなく、復活させる知恵と力が
まだまだ備わっています。
こちらでは、地質の勉強です。
竹林があるところは、土が崩れないように横に強い根を張る竹が
重宝されますね。
関東の人間には馴染みのある、関東ローム層のお話をいただきました。
土を細かく分析して、最後の粒子レベルまで分析すると、
その土がどれくらい前の噴火の火山灰なのか、細かくわかるそうです。
単なる“赤土”ではないですね。
こちらは、今社会問題にもなっている
ナラ枯れのお話です。
ナラ枯れの詳細は別のところでするとして、
こちらも、コナラ、くぬぎの特性をうまく管理して、
切るべき時に切って、「萌芽更新」を適切に
していくことが、これ以上広げない方法だと再確認しました。
今では、トトロの森として管理されている森だけで、
500本以上のナラ枯れが見られるそうです。
僕なりに、その対策と、切った後の木をどう使うかを
得意の妄想しながらゴールの「クロスケの家」に到着です。
こちらは、トトロのふるさと基金の本部があり、
トトロ関連グッズも購入することが可能です。
こちらの敷地内には、今でも稼働させているお茶作りの
古民家があり、ここで本日の振り返りをしました。
僕自身の振り返りは、64年住んできていつも感じることですが、
◆所沢は地元の人も忘れがちな、外国の方にも魅力的に感じる
風景や、歴史、文化が多く残っており、それを、大切にして
自然といかに共生していくのか。
◆それらを継続していくための、知恵と努力、
具体的に運営していくためのコミュニティ作りが必要。
僕自身の具体的な役割としては、
ますはこういった、活動や現状を広く多くの人に
このブログなどで、知ってもらうことだと思っています。
そして、近々発表する予定の
とこなびの「萌芽更新」がその一つでもあります。
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