本線 大町~南富山駅前(その6) | う、うまれるっ!(第六ステージ)

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間もなく、当ステージの記事更新を終了し、第七ステージに移行します(第一ステージと同じになります)。

南富山駅は、1914年(大正3年)12月6日開業。当初は堀川新(ほりかわしん)を名乗り、富山軽便鉄道→富山鉄道→富南鉄道→富山地方鉄道と経営母体が変遷を遂げて行きます。

現名称になったのは、1943年(昭和18年)6月11日の事でした。

軌道線の停留場が設置されたのは1915年(大正4年)3月13日。当時は堀川新駅前駅を名乗り、経営母体は富山電気軌道→富山市営軌道→富山地方鉄道と変遷します。

いずれにせよ、戦時中の交通事業者に対する統制令が発効するまでは、この地には複数の中小私鉄が乱立していましたので、国鉄線と富山地方鉄道の2大勢力になるまでは、本当に複雑な状態だったのです。

画像の建屋が竣工したのは、1968年(昭和43年)3月31日です。

 

車庫から次の電車が入線して来ました。この電車も大学前までのロングランです。

 

上滝線からの電車が入線。このまま、不二越線に直通します。そして、不二越線からの電車が上滝線に入ります。当駅で路線名こそ変わりますが、一体化された運行が実施されています。元は別々の会社の路線だったのが、たびたび申し上げます通り、戦時中の統制令によって、富山地方鉄道と言う大きな組織に纏められたのです。

 

研修センタ―、乗務員詰所、車両整備関連の施設がこの建屋に集められているので、結構な規模の建物になっています。