みんな、見た？
先日1月24日金曜日。
18時40分から２０分間
民放同時放送が行われました。
民放同時放送
一緒にやろう２０２０
大発表スペシャル
です。
トコは金曜は、めんたいワイドに出演しています
いつもは19時までですが、
この日はこの番組のため、２０分早くおわったの
（早く帰れる、ラッキ〜）
そして始まったのが、
全国１１４局同時放送よ。
画面には、
民放キー局５局のアナウンサーが並びます。
（場所はフジテレビ）
画面左から、
桝太一（日本テレビ）
弘中綾香（テレビ朝日）
真ん中が、
安住紳一郎（TBS）
竹崎由佳（テレビ東京）
宮司愛海（フジテレビ）
とキラ星のように並んでいます。
すごいなぁ、各局代表として、
ここに選ばれるって、どんな気持ちなんだろう。
と見ました。
さすがだ、
キチンとまとまって終わったなぁ、
との感想を持ちましたが。
実は、そうではなかったのよ。
安住さんのTBSラジオ、
安住紳一郎の日曜天国（1月26日10時〜）で
こんなことを話していました。
（以下、ラジコタイムフリーで聞きながら書いてます）
5人のスキルがすごい、
（ふふふ、自分も含まれていますが）
と笑いながら。
打ち合わせや状況判断能力の高さ
などが飛び抜けているそうです。
しかし、自分はアナウンサー歴22年のベテラン。
桝さんは12年。
弘中さん6年、竹崎さん、宮司さんは4年。
キリッとした風情ですが、
彼女たちの緊張も伝わってきます。
横一列に並日正面を見るので、とても難しい。と。
（対面ならアイコンタクトができますから）
それぞれ一言づつ割り振られていたようですが。
他会場でのカウントダウンの時間を
合わせなきゃならなかったそうで。
「点灯式が始まります」
5人の掛け合いをピシャッとまとめて、
「１０、９、８、・・・」
とキレイにカウントダウンに画面が移り変わります。
見ている分には分からなかったわぁ。
さらにベテランの安住さんがやっぱりセンターなんだな、
と思って見てましたが。
違ってました。
理由は、チャンネル順に並んだのだそうです。
４日テレ
５テレ朝
６TBS
７テレ東
８フジ
地方だとピンときませんが、
東京のチャンネルはこうなっているのよ。
VTR中には
「優秀な若手のみなさんと一緒に仕事ができて嬉しいよ」
と安住さんが言ったら、
「どうして心にもないことを言うんですか」
と弘中さんから、ピシャリ。
丁々発止が、気持ちよかったそうですよ〜。
さあ、タイトルに書いた、問題のラスト10秒です。
日常生活だと10秒は短いかもしれませんが、
テレビ番組的には、10秒はいろんな情報を伝えられる
充分な時間です。
まず予定では、残り35秒
HPのお知らせを宮地アナ
メダル紹介 弘中アナ
まとめを 桝アナ。
ここまでで計25秒
ラスト10秒は
2秒で「オリンピックまであと半年」 安住アナ
残り8秒でこの二言を
「心をひとつに」竹崎アナ
「一緒にやろう」全員
と言うエンディングだったそうです。
もちろんリハーサルでも完璧にできていました。
いざ本番。
予定どうりにラスト10秒になった時
安住アナは、こう考えました、
「22年の先輩として、俺にできることは何か？」
（あまりにも上手に来ているから）
「みんなに試練を与えよう！！！！！」
えっえっ、ラジオを聴いていたトコは
ぶったまげました。
全国１１４局、同時放送で、どうしてそんなこと思うの？
予定では2秒だった自分のコメント部分で
6秒も使ったそうよ！！
つまり残り10秒で、6秒使ったら、
あと4秒しか残らない。
安住アナが6秒使った瞬間に、フロアのスタッフが、
えっ、どうすんの！！！
と全員顔をあげ、ビリッとした空気が。
他の4人のアナウンサーにも
緊迫感が走ります。
しかし、竹崎アナが被せ気味に
（京急快特１２０キロくらいのスピードで）
竹崎アナ「心をひとつに」
全員「一緒にやろう２０２０」
ピシャッ！！！と終了したそうです。
このエピソードを聞いてから、
録画していた民放同時放送を見返したら、
ほんとうに、コンマ1秒くらいのギリギリで終わっていて
超ハラハラです。
ラスト10秒の安住アナは、
「オリンピックまであと半年」
の部分を
「はーい、オリンピックまーでー、あとは〜ん〜と〜し〜」
と確かにゆっくり言ってて、
残り時間のカウントを見ているアナウンサー4人は、
「入れるよっ時間内にっ」
と心がひとつになるのが見えるようです。
是非、このことを知って、
もう一度見てみてね。
バリおもしろいから。