母が脳幹梗塞になった
病院に着くと家族は待合室へ。
母は数年前 この病院で命を救ってもらった。
ペースメーカーも入っているので ここに運ぶつもりだったし、連れてきてもらいたかった。
後から来ているはずの弟がいつまでたっても姿を見せない。
救急の診察室の場所も知っているのに。
そんなに渋滞してるのかな。
ウチからここまでは渋滞の名所がいくつもあるし、平日のラッシュアワーにもかかってきてるし。
電話が鳴る。
「さっきからここには居るんだけど 中に入れないんだ・・・」
「?」
「熱が高くて入れない」
あぁ、私も36.9℃だったな。
緊張してるんだ。
私、平熱は35℃台だもん。
落ち着くまで入れないって言って電話が切れた。
なんとなく間抜けな感じで気が抜けた。
本当にしばらく経ってから 弟がやってきた。
まだ診察室には呼ばれない。
母が脳幹梗塞になった
果たして 救急隊が到着してくれた。
救急要請するまでの経過
クーラーが壊れたこと
扇風機を増やして対応していたこと
熱中症かもしれないと様子を見ているうちに 最初は片足だけだったのに 両足とも力が入らずに立てなくなったこと
そのうちに 息が苦しい 、 手にも力が入らなくなったこと
病院に電話したこと
何度も脳卒中テストもしていたこと
などをできるだけ 時系列に沿って説明した。
自分と弟で(自宅から)運び出せれば自分たちで病院に行くつもりだったこと も繰り返し言った。
救急隊の人は 救急車に運んでいる間の母の様子が
「熱も正常範囲」
「血圧も特に異常なし」
「血中の酸素飽和度も正常」
「支えれば立っていられる」
「呼び掛けにも応じられる」
「手足の感覚もある」
「動かして、って言えば 手足を動かせる」
だったらしく
なんで呼んだの?って・・・。
え?
次第に両足に力が入らなくなって自力で立てなくなって、
休んだら回復するかと様子をみていたけど 息苦しくなって 手にも力が入らなくなった
って 何度か説明しましたけど 救急車呼んじゃいけない事案でした?
病院に聞いたけどどうにもならなくて 病院に言われた通り「家族の判断」でこの時間まで様子を見ていましたが?
運べるくらいなら呼んだりしなかった、と何度も言ってますよね?
わけがわからなくて「わざわざお呼びだてして申し訳ありません」って気持ちになって 「自力で運ぶことができれば自分たちで病院に行った」って事を何度も言った。
病院の方も「そんな電話は受けてない」って言ってたって。
まるで大袈裟な嘘つきみたいだね、私。
母に付き添ってくれた隊員さんは 途中で脳卒中テストをしてくれたり 病院の「救急隊の判断で」ってのが困るんですよね〜 なんて話をしてくれた。
「もう 病院の下まで来ましたよ」
かかりつけの病院に到着した。
母が脳幹梗塞になった
私自身 初めての救急要請。
乗ったことはあるけど呼んだのは初めて。
司令の方は「住所を確認した時点で救急車が向かっていますから」と言ってくれた。
テレビで聞いていたことを直に聞くとあらためて感心する← 上手く表現できなくて まるで上から目線な言い方になってる💧
電話を切ってしばらく。
遠くにサイレンが聞こえる。
「お母さん、救急車来てくれたよ」
「人のいない時間がよかった・・・」
・・・や か ま し い